山行二人 よもやま話

横丁の角を曲がれば旅人。このフレーズが好きな人間です。

古民家

町内にこの様なものが・・・!!

以前にこのようなブログを載せたことがありました。
 
表題としては「身近な文様」となっています。
 
さらに、その中でも「Ⅱ 屋根瓦の文様」というのがあります。
 
瓦の中でも色違いがあって面白い風景と思いブログに載せました。
 
ちょっと↓クリックしてみてください。
 
 
じつはその屋根瓦は、町内にある古い建物の屋根瓦を写したものでした。
 
この建物は、かつてわたしの義母や叔母たち、また近所の同年代の人々が通っていた幼稚園だったと
 
聞いています。 だから、大正から昭和の時代に建てられた建物だと想像していたのです。
 
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ところが、それがどうも覆されたようです。
 
 
 
 
 
先日、当地発行の山陰中央新報につぎのような記事が載りました。
 
平成26年1月16日 発行 山陰中央新報より・・・
 
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1880年(明治13年)に建築された松江警察署 初代庁舎だったことが判明したのです。
 
ですから、今から134年前の建物が、移築され部分的には改装はされているものの、
 
数少ない明治期の警察署が現存していることで、非常に価値があると脚光を浴びることになったのです。
 
 
 
 
 
 
また、建物内に残っていたふすまの下張にも、当時の警察業務に関係のあった書類が使われていたことで
 
業務の一端をうかがい知ることのできる資料ともなりそうです。
 
平成26年1月17日 発行 山陰中央新報より・・・
 
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さあ、今後どうなるでしょうか。 
 
この建物は、現在 民間所有となっていますが、計画どおり取りこぼされるのか、それとも保存するのかの
 
結論はまだ出ていませんが、どちらにしても、もうしばらく調査をした上での結論となるのでしょう♪
 
 
 
 

正月残照

ひさしぶりのブログ更新、大雪の影響もあって山歩きもままならず、
運動不足も気になりならが日々過ごす毎日。
そして雪によって軒下を損壊し、余計な出費も気になる今日このごろです。
 
しかし、「こいつは春から縁起もよくねえー」・・と嘆いてもしかたないので、
めげずに頑張ることにしました。(^^)/
 
正月もはや12日、なんとなく過ごす月ほどあっというまに過ぎてしまいますね。
 
「今、今と、今というまに今はなく、今というまに今は過ぎ行く」という歌があったと
思いますが、ほんとうにあっというまの時間の流れです。年齢をかさむと余計に
そう感じてしまいます。
 
さぁ~今年も年齢という時間と競争しながら、やりたいことして頑張ろうと、自分を
叱咤激励している「私」です。
 
 
そんなわけで山行記録ではなく、相変わらず自己満足的な画像ですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。
 
 
 
        正月に床の間を飾った花。外は小雪のちらつく今日です。
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   白い「ぼたん」、花の勢いも少し衰えて来てます。
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   ゆりのおしべとめしべ。 この花粉が服に付くとなかなか取れないですね。
   ただ、いまだ良い香りをさせてます。
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         外は肌寒く、風が吹いてます。
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        外の光も弱い今日このごろです。
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今週もまだ雪の降る予報がでている山陰です。
休みにちょうどよい天候に恵まれれば、山歩きもできるのですが残念ながら・・・
 
でも、山歩きを期待するその「楽しみ」を持ち続けることが大事なことですね。
それが次の活力になっていると思っています。
 

障子の光と影

むかし、障子の後ろから電球を照らし、
 
    指の影絵をしたことがありませんか。
 
    きょうは障子に自然の光が映し出した「光と影」です
 
  
 光の風景。
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 影の風景。
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どのように見えるか、また、何に見えるか、
 みなさまのご想像にお任せいたします。
 ご覧頂きありがとうございました。

身近な文様。

Ⅰ 庭の文様
  
 
 晩秋が近づき、庭の木々が落とした葉で、庭に文様が。
 
 しかし、ゆっくりと眺める時間があれば気づくものも、平素は気  
  づきにくいもの。
 
 山とは違う小さな世界のひとこまです。
 
 
 風に飛ばされ、日ごとに色を濃くした枯れ葉。
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木の葉は日ごと色を変え、地上に落ちて文様を描くが、コケは
根強く緑を残し、地表にへばり付く。 コケ類は強いですね。
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風に吹かれた木の葉と一緒に、木の実も地上に落ちて自然の流れに
身を任す。
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Ⅱ 屋根瓦の文様
 
 
 意識的ではない屋根瓦の文様。
 では、自然になったのか、というと、そうでもない様子。
 必然性の結果、模様ができた、と解釈してます。
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 この建物はかなり古くからあるものです。
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でも、味わいのある風景をつくりだしています。
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 Ⅲ 天井の文様
 
 
 皆さん、こどものころ布団に入ったとき、天井にある模様を眺めて、
 
 自分がいろいろと思い巡らしたことありませんか。
 
 それが怖いものなのか、また楽しいものなのかは人それぞれ
   違うと思います。しかし、その模様ひとつをどのように感じたの      か、いまでも思い出せることは大切なことではないかと思います。
 
 むかし、わたしがいつも天井を見て、想像していた模様は、
  インディアン酋長の形をした模様でした。 
   なぜインディアン酋長か? どうも酋長が被る羽飾りと
   そっくりな模様だったからだと思いますよ。
 
 たわいもない話ですが、こどものころの思い出としていまも
   覚えているのですね。♪ 
 
 きょうは現在のわが家の天井を見てみました。
 
 ご想像はみなさんにお任せしますね。
 
 
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        6)
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いまの新建材の天井ですと、なかなか想像しにくいと思いますが
 
板張りの天井だと木の年輪で、想像をしやすいことはありますね
 
ただ、天井にできた汚れやしみが、意外と面白い形になるとそれは
 
それでいろいろ思い巡らすことはできるのですが、それはまた
 
大変なことです。あまり喜べませんね。

古民家の器

やっと暑さもおさまりはじめたようですが、それでも30度ちかくの気温ですね。
本格的な秋は、もう少し先になるのでしょうか。
 
ただ、朝夕、そして夜中は、肌寒く感じるときもありますので、確実に秋は
近づいているのでしょう。
 
季節の変わり目の体調管理はしっかりとしたいものです。
みなさんも気をつけてくださいね。
 
さて、今回は古民家の器、とはいうものの、たいしたものでは決してないのですが、捨てるにはもったいなく、かといって高値で売れるものでもない、蔵に入れといても
意味がない、ならばいっそうのことわたしたちで使おうと使い始めた器でした。
 
ところが時々来客があるときにそれを使用すると、意外と喜ばれたりしてます。
じっさいのところ器自体は、大正から昭和のはじめに掛けてのものと思います。
 
Nancyの両親や祖父母の代に使用していたらしく、昔は冠婚葬祭は自宅で
するものでしたから、人が大勢集まったときなどに使用した器だと思います。
 
庶民の使用した器を、ただ古いものだからと蔵にしまっておくよりも、器は
器の機能を生かすためにも、使ってやったほうが器も喜ぶ、などと思いながら
今日まで使用しています。
 
デザインこそ古いですが、現代にも十分通用する器だと思っています。
器のためにも、壊れるまで使いたいですね。
 
 
 
     デザインは古く、色も一色刷り、だけと意外と食卓にマッチします。
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     すこし深めの皿 煮物などを添えるのにいいですね。
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     さらに深皿 
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     こちらは薄皿。ときどきカレーを食するときに使用します。
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     手前の皿も薄皿。これはスパゲティーや麺類にも使用しました。
     すこしゆがみがありますよね。ひょっとして手つくりと思うこともあります。
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     下の小皿には鳥の飛ぶ姿があります。
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    皿に描かれている絵はどの皿も同じですが、この中心の絵は微妙に
    皿ごとに違っているのです。ということは手書きなのかもと?・・・・
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     これは別の皿です。
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     これは上の皿と同じです。
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     七種類の器を並べてみました。
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     下の三枚の絵、微妙に違っているのですよね。
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     三枚の器です。
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     これはどんぶりです。 写真ではわかりにくいですが直径20cmです。
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       これはどんぶりの内側の絵です。
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     これはどんなものに使用したのでしょう。いまは煮物ですね。
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     中華風の器に見えますね。けっこう数がそろってます。
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     醤油さしのような小皿です。
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     これもどんぶりです。内部の絵はなんだかわかりません。
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     古いものか、新しいものかちょっとわかりません。
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     これは大皿です。絵はおそらく印刷でしょうね。
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     こちらも大皿ですが、こちらの絵はくすんでいますが手書きのような
     気がします。正直わかりません。
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          大きさがわかりやすいよう並べてみました。
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くりかえしますが、庶民が何かの行事に使用した器です。
 
それだけに蔵に大事にしまってあったものと思いますが、今日一般の家庭で
大勢の人が集まって行事をすることが少なくなっていることを考えると、この器も
役に立てずに、もったいない気がしました。数は揃っていたのですが・・・
 
そこで日常的にわたしたちが使うことにしたのです。
使ってみれば、現代では逆に新鮮に思えるデザインですね
 
わたしたちと同じで、使えるところまで使っていこうと思ってますよ!!
 
 
 
 
 
 
 

古民家の夏日

きょうも本当に暑いですね。ただいまの室温30度を越えています。
それではエアコンといっても電気代が馬鹿になりません。
 
幸い?わが家は古民家風(はやい話が築80年以上か、100年
近くになるかな?)で、床下も高く庭に面する間取りも広いのです。
 
だから、エアコンを取りつけるまでは、夜は窓を開けて寝ていたものです。
ところがご時勢とはいえ地方も犯罪が増えてくると、昔のように玄関を
開け放っていても安心できないよになってきました。
 
なにか悲しいものがあります。ただ、昼間、在宅のときはできるだけ
電気代を減らすためにも窓を開放します。そしてわが家の定番である
「よしず」を軒下に設置するのです。
 
日本人の感性には、音や見た目で涼しさを感じるものがありますね。
風鈴の音や、「よしず」によってできる日陰もそうだと思います。
わたしはせみの音にも涼しさを感じます。
 
そんなわけで、きょうはほんの少しの涼風がお届けできればと
思っています。
 
 
    夏になるとこれを取り付けるのがわたしの仕事です。
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    きょうは多少木の葉は動くのですが暑さには負けてますね。
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    わたしもかとり線香にいぶられて少し苦しいかも。
    でも、好きです。かとり線香の匂いは。
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    夏日の陰と陽。
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    あたらしい「よしず」の色と、のれんを揺らす風がほんの少し
    涼を感じさせてくれます。
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山頂で感じる涼しさまではいきませんが、如何でしたか「見た目」の
涼しさは。正直、汗をかきながらパソコンを打っています。(~o~)!!
「心頭滅却すれば火もまた・・・・」 暑~い!!
 

プロフィール

Uncle Ed

夫婦で登山しています。
相方はNancy。
歳相応の軟弱登山を
楽しんでいます。




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