山行二人 よもやま話

横丁の角を曲がれば旅人。このフレーズが好きな人間です。

登山

三平山(みひらやま)(1010m) Jun 20(sun),2021

4ヶ月ぶりの山のブログアップ、ブログアップの仕方も少々忘れてしまっています(笑)
まったく登山をしていなかったわけでもありませんが、どうしてもコロナ禍の中、どこの
山に向かっても人が多くみられ、日曜日ともなれば駐車場も満杯。
マスクを着けていない登山者も多く、我々も登山者と擦れ違いが生じるときは
マスクを装着、それ以外の時はマスクを外すという面倒な登山をしていました。

我々も、第1回目の接種は完了、そして、第2回目は私が7月1日、Nancyは7月7日に
予定していますが、いまは第2回目の接種を待ち遠しく思っているところです。
もちろんその後の対応も、感染予防に努めますが、接種が完了すれば安心ですね。

今回は12年ぶりぐらいの三平山登山。
えっ、そんなに?と思うほどご無沙汰でした(笑)
210620三平山

駐車場は満車。3~40台ほどの車で埋っていました。しかし、我々が登るときは
すでに降りてくる人がいるという、人混みを避ける技を使いました(笑)
DSCN0711
早い話、いつも早く出かけることのできない我々です・・

グリーンシャワーを浴びながらの山行です^^/
DSCN0714

中腹から見える蒜山三座。右から下蒜山、中蒜山、そして上蒜山です。
DSCN0717

明治31年に蒜山原野2300haに、陸軍の軍馬育成場を作り馬が逃げないように
約56kmの土塁を築いたとあり、その一部がこの三平山にも残っているとのこと。
現在は約46kmに縮小しているらしいです。
DSCN0718

そしてこの登山道が土塁の上にあるそうです。
DSCN0719

これも同じ登山道です。一見優しそうな道に見えますね(笑)
DSCN0720

ところが、この登り道が山頂まで続きます(;^_^A 見えている山頂まで長く続き
苦しい上り坂になりました(;^_^A
DSCN0731

あの林の先、さらに登りが続いていましたぁ~(;'∀')
DSCN0732

久しぶりに登った三平でしたが、最後にこんな苦しい山だとは思いませんでしたね。
DSCN0730

ただ、山頂から見えた大山。そして・・・
DSCN0728

烏ケ山に癒された久しぶりの三平山でした。
DSCN0727

また、東側には米子道と蒜山ICが見えていました^^/ 
DSCN0725
山頂での昼食後は、もとの道を下山。
途中で見つけたアカモノ撮影、珍しいは花はこれ一枚でした(笑)
DSCN0735
今日の山行時間は2時間30分(休憩含め)、距離は往復約4km
平均登攀速度は1.6kmと我々の平均速度でした。なぜかこれ以上早く登れない
我々でした( ´艸`)
















春の玉峰山(820m) Mar.15,2021

久しぶりの玉峰山を周回してきました。
調べてみると、昨年の秋(11月)以来の山行でした。
山行距離は約6.4km 平均歩行速度約1.6km/h
山行時間4時間4分 いい運動になりました\(^o^)/

ルートは以下のルートです。反時計回りに歩いてきました。
210315玉峰山

まずは、いつものとおり玉峰山荘の駐車場をお借りしました。
そして下山後に、好物のしいたけ醤油一本を購入、これが美味しいのです♪
DSCN0593

雄滝に向かって歩いています。
DSCN0595

途中、春霞の風景、のどかです。イヌフグリの花が咲いていました。
DSCN0596

約20分で到着。
DSCN0599

雄滝の登山口に到着。山頂までは1時間30分と書いてあります。
DSCN0600

熊注意の看板。この近辺は熊の生息地ではないのですが、ときどき通過する
ときに人間に見られてしまうのですね。熊も怖がりのようですよ。
DSCN0601
もちろん、人間も熊が怖いですから、笛を吹いたり熊鈴を鳴らして歩きます(笑)

下バクチ岩。もう少し上には上バクチ岩というものがもうひとつあります。
DSCN0603

こういう山道をしばらく歩くと・・
DSCN0606

上バクチ岩に到着。いまだにバクチの意味が分かりません(笑)
DSCN0607

DSCN0608
上バクチ岩の全容。そして、しばらく歩くと・・・

小窓岩に到着。
DSCN0610
今回、小窓岩の内部は撮影していなかったの、前回の時の画像を使っています。
DSCN0115
この狭いところをくぐり抜けていきますよ。太った方も
十分通りぬけできると思います・・ただ、そのことを保証しろと
言われたら、お断りします(笑)

つぎは、屏風岩
DSCN0613

我々はここを展望所と呼んでます(笑)
ベンチがあって暫し休憩、下には玉峰山荘が良く見えてます。
DSCN0614
ここから30分ほどで、玉峰山頂に到着します。

そして820mの山頂に到着。玉峰山荘から山頂まで2時間。我々のCTでした。(笑)
DSCN0616
登山口に2台の車が駐車していましたが、その方々とは途中ですれ違い、
山頂には誰もいないことを確信していました。だからゆっくりと食事と
コーヒータイムをとることができました。きょうの山頂は風もなく穏やか。

木々も伐採され見晴らしが良くなっていました。
DSCN0617
山頂で30~40分休憩したでしょうか、それから下山開始しました。

そして、下山途中で見える亀嵩周辺の山々。
DSCN0619
この見える景色と周りの景観に合わせ、我々はここを日本庭園と呼んでいます。
山に登ったものの特権でそう呼んでいますよ(笑)
DSCN0620

雪のときには目印になる「坊主岩」(笑)
DSCN0622

「山頂へ」という方向から、いま降りてきた分岐です。
左の玉峰山荘へむかいます。
DSCN0623

アセビ(馬酔木) 馬がこの葉を食べると「酔」が如くにふら付くのでこの名が
ついたと言われ毒花です。私の好きなトリカブト・・・これも毒花です(笑)
DSCN0626
観賞用にも植栽されているようですが、これは自生した花で、山で見ることが
ただあります。可愛い花です。きょう玉峰山ではじめてみた花でした。

徐々に下山してきました。最後の分岐です。
DSCN0629

腐葉土が敷き詰められた何とも言えない登山道。コンクリ舗装の道路とは
まったく別物の、動物と同じで本来人間が歩く道です。
DSCN0631
昨年の春、この道で下のシュンランを発見、ことしも期待したのですが
やはり時期が少し早かったようです。(2020/4/6撮影)
DSCN9474

ここも腐葉土がいっぱい!! 腐葉土には落ち葉や雑菌の腐敗、また動物の
腐敗臭が入り混じった独特の匂いがしますが、その匂いを感じたときに
春が来たと思うのは我々だけ??(笑) 10年以上登山をし、20年ハンターを
しているときでも、自然淘汰した動物死骸を見たことがありません。みな土に
かえっている気がしてます。そういうものが入り混じった自然界というのは
大事にしたいですね♪
DSCN0633

アセビに続いて、二番目にスミレ。スミレの種類は多いので特定できません(笑)
DSCN0634

そんなこんなで、何とか一周してきました。
DSCN0637
このあとは、しいたけ醤油(1L入)を購入、入浴が半額になる券を
サービスで貰って帰宅の途に。温泉には入らずに帰りました。
ここは県外車が多く止まるところです。まだ、コロナが怖い時期ですのでね♪

















再びリハビリ登山 三瓶山 Sept.28,2020

さて、またまたリハビリ登山をしてきました。
このコロナ禍の中、運動不足による筋肉の衰えが気になり、
はたして秋の紅葉時期に山歩きができるのか、不安解消のため
きょうは、三瓶山東の原から女三瓶山、男三瓶山の縦走をしてきました。

200928三瓶山
往復で7.9km、時間は休憩を含め5時間22分の山行をしてきました。

まずは、新しいワイナリー前の駐車場から出発です。
DSCN0058

もちろんきょうも、リフトは使わず歩いて登ります。^^
前方左の大平山稜線下に斜めに走る登山道を登ります。

DSCN0059

途中倒木がありましたが、いつの風で倒れたのだろうか。
DSCN0060

朝の内は、まだ雲が多くあります。登山道から駐車場方向を写しました。
DSCN0062

リフトの終点傍に分岐があり、きょうは右の女三瓶山、男三瓶山コースに行きます。
DSCN0063
ただし、そのまえに近くにある展望台で小休止。

展望台からは子三瓶、孫三瓶がよく見えました。
DSCN0064
じつは小休止はすこし早い気もしましたが、きょうの私はソロ登山。
相方は仕事のつかれか、気合が入らず無理しないことに。そんなわけで
私の山行ペースをゆっくりと歩くことにしました。一人歩きは意外と早足に
なってしまいます。途中でのリタイヤは避けたいです。
そこで、ここではバナナを一本食べて出発。

いきなり女三瓶山に到着…早っ(笑)でも東の原から約1時間半かかりました。
DSCN0066

女三瓶山山頂からの景色、子三瓶、孫三瓶が良く見えています。
DSCN0067
風が涼しく、とても気持ちいい山頂でした。

これから向かう男三瓶山です。
この道を降りた先に男三瓶山に向かう分岐があります。
DSCN0069
前回のときは、男三瓶山に行く途中に崩落しているところがある、ということで
その道は通行止めになっていました。しかし、現在はその注意書きも外され
通行できるようなので男三瓶山に向かうことにしたのです。

イヨフウロ。
DSCN0070
すでに男三瓶山に向かう少し勾配のある登山道に咲いていました。
写真を撮っては休み休みの山行を心掛けました(笑)

女三瓶山から男三瓶山までが約1時間、約半分ほど進んだところです。
DSCN0071

男三瓶山までには、こういう岩場が何ケ所かあり、岩登りの手前では休憩し
おにぎり1ケ、水分、塩分等を補給しながら歩きました。
DSCN0073

テープの右側は土砂が崩れています。
DSCN0075

DSCN0077

そして、通行止めの原因となった崩落現場に近づきました。
DSCN0078

一部登山道が流されなくなっていました。いまでこそ鎖が渡されていますが、
それがないと歩きにくい場所ですね。両手で鎖を持って、足元を探りながら
ゆっくりと横に歩けば大丈夫だと思います。ただ足が滑らないよう注意してください。
DSCN0080
ここをクリアーすれば山頂はもうすぐです。

ここは、避難小屋手前にあるのぞき窓のところです。
DSCN0081

これを過ぎれば避難小屋に到着。
DSCN0083

避難小屋に到着後はそこで昼食、先行者の女性三人がいましたが、お邪魔して
食事をさせて頂きました。北の原から登って来られたとのこと。三瓶山は
はじめてらしく、登山はまだビキナーだといっていました。私がバーナーで
湯を沸かし、カップラーメンを作って食べたことに感激し、バーナーが欲しいわ
とか、寒いときは温かいものが欲しいなどと言われてるところを聞くと確かに
ビギナーでしたね(笑)でもそんな話を聞くと、彼女たちの楽しみが増えていいな
と思う私でした^^ 女性たちが先に退室後、食事を終了し部屋を軽く履き、窓を
締め鍵も閉め私も退室、山頂へと向かいました。
DSCN0086

山頂には、平日なのに割と人も多くいたと思います。避難小屋にいても
山頂からの話声が聞こえていました。またきょうは周回している人も多く
いたようで、私を追い抜いた人たちの顔は見かけなかったです。
DSCN0085
きょうは、この山頂からピストンで終了しました。周回はと一時考えましたが
きょうはリハビリ登山、とはいっても10kgのザックを担いでの歩荷訓練の
ような山行でしたので、無理は止めました(笑)もとの道を戻って終了しました^^/

蛇足ですが、下山中に低空飛行するヘリコプターを見かけ、救助ヘリ??と
一瞬思いましたが、女三瓶山山頂のアンテナ等の工事のための資材を運んでいる
ヘリでした(笑)でも事故でなくてほっとしたところでした。
DSCN0099

下の駐車場近くの広場を発着場所にして、資材をロープで釣り上げて
飛行していました。真上を低空で飛ぶヘリを見ると、一瞬救助されるときの
心境に近くなり、ヘリのホバリングの音に少し恐怖を感じました。
DSCN0100
山で遭難を起こさないよう、あらためて計画的な山行をしようと思いました♪

残念ですが・・広島県民の森 Sept.15,2020

とても残念なことですが、公園センターの中には人の姿が見えません😢
さらに、今日は平日のためか駐車場にも車はまばらです。
DSCN9980

「当面の間、施設閉鎖のため県民の森内のキャンプ場は利用できません」と・・
去年から今年にかけての雪不足によるスキー客の減少、そしてコロナ禍による
宿泊客減少等により、このようなことになったと思われます。
DSCN0057
我々にとって、年に何回かの遠征を計画したときは、ここに来て歩荷訓練する
フィールドでもありました。ここでは長距離を歩くことも可能であり、ときに
遠征する山岳会メンバーがキャンプしながら歩荷をする姿も見たことがあります。
雪山登山も可能で、我々には安全な雪山を提供してくれる場所としても有り難く
思っていたところでした。いつまで閉鎖されるのかは分かりません。しかし、山に
登ることは可能なので、今年の紅葉も楽しみしています。そして早く施設の閉鎖が
解けることを祈っています

一般車両の進入禁止と表示、でも歩くことは可能です^^
DSCN9981

今日のコースは六ノ原を出発、立烏帽子山、池の段、そして越原峠から六ノ原へ
帰る歩行距離約9.5km、山行時間は休憩も含め約5時間の山行となりました。
200915広島県民の森

キャンプ場を通過します。公園センターが閉鎖になっていますので、キャンプ場の
トイレが使用可能になっていました。
DSCN9982

展望園地に到着。蒸し暑くなく心地よい汗を掻きました。
DSCN9983

今日の空気は澄んでいるのか、遠くの山並みも見えていました。
DSCN9984

心地よい林道を歩きます。
DSCN9987

立烏帽子山までもうすぐですが、あと30分ぐらいかな・・
DSCN9988

分岐に到着しました。
DSCN9990

立烏帽子山の駐車場に到着、避難小屋の右わきの登山道に向かいます。ただ、その前に
行動食の摂取とトイレ休憩をここでしました。今日は小屋には入りません。
DSCN9991

白いアキギリ 白のアキギリは珍しいとネットに書いてありました^^/
DSCN9993

カニコウモリ
DSCN9996

立烏帽子山(1299m)の山頂に到着、広島県民の森の中での最高峰です。
DSCN9998

ホツツジ
DSCN0002

アキノキリンソウ
DSCN0003

立烏帽子山の中腹から見えた景色。
DSCN0005

私の好きなリンドウが咲いていました。ツボミもありました^^/
DSCN0011

フウロが頑張ってまだ咲いていました。
DSCN0013

そして、ウメバチソウが咲き始めています。ここまでが立烏帽子の花。
DSCN0016

一旦、烏帽子山を下山し、こんどは目の前の池の段へと登り返します。
DSCN0017

カワラナデシコ
DSCN0018

フウロ三姉妹
DSCN0019

さあ、池の段へと登ります(;^_^A
DSCN0021

また、またリンドウです 池の段の奥にお花畑があります。
DSCN0026

ウメバチソウ
DSCN0029

ホツツジ
DSCN0030

カワラナデシコ
DSCN0033

池の段の一番南側から見た立烏帽子山。DSCN0035

いつもは前方のところで終わりですが、いまは花の時期さらに奥へと進みました。
DSCN0036

気温は現在24℃、とても気持ちのいい温度です。
DSCN0039


DSCN0040

コゴメグサ
DSCN0045

ウメバチソウとツボミ ツボミは他にもたくさんありました♪
DSCN0046

イワショウブ
DSCN0049

そして、池の段から下山して越原峠に、前方の標柱を右に折れて公園センター帰ります。
DSCN0051

公園センターに無事下山。赤とんぼがのんびりと欄干に止まっていました♪
DSCN0056
久しぶりのロング山行(笑)、鈍った身体での山行でどんな影響が出るか、
楽しみで~す^^/





久しぶりのリハビリ登山 擬宝珠山(1110m)Aug.25,2020

久しぶりに足のリハビリのつもりで、奥大山の擬宝珠山に登ってきました^^
でも、はじめは山に登るつもりはなかったのです。下界の暑さをさけて
少しでも涼しく癒してくれる川のそばに行くだけでと出かけてみました。
時間は10時を過ぎてからの行動、出かけるまでに時間のかかる我々でした( ;∀;)

さて、行く先はと考えたのが、奥大山の木谷沢渓流。
そう、宇多田ヒカルが出てたサントリーの「奥大山の天然水」CMロケ地に
なった渓流に行ってきました。

DSCN9922
ロケ現場は、この先のもう少し上流で、川に足を浸けているCMでしたが
かなり冷たかったとか、夏でも10℃の水温。この水に手を浸けただけでも
長くは浸けていられませんでした。

DSCN9924
そして、人工の滝の下にいったら上からもの凄く涼しい風に吹かれ、驚きました。
米子や松江の今日の気温は36℃前後、ここは全く別世界にいるようでしたね^^

DSCN9928
大山には、この近くのほかの場所にも自然の滝がいくつもありますが
夏に滝の下に行く人の気持ちが分かるような気がしました。今日あたりも
沢登をしている人が沢山いたことと思います。でも、水はほんとに冷たいですよ。

DSCN9932
奥大山の水は軟水です。ブナ林で回収した水を地中深くで貯めて、湧水として
地上に出てくる水は本当に美味しいですね。奥大山にある国民宿舎の水も、
同じ大山でも淀江町に湧き出る大山の水は本当に美味しい水です。
この山陰に来て、水のおいしさには驚きました。何も湧水だけではなくても
水道の水さえ美味しいことに感謝しています^^
ちなみに地元江府町からの案内を添付してますので興味のある方はクリックして
くださいね。
 https://www.town-kofu.jp/kanko/15/2/

さて、癒された我々はこの後どうするかを考えて、ここまで来たのなら
大山は難しいが奥大山の擬宝珠山に、足のリハビリのために登ってみようと
いうことになり、一路奥大山に向かったのでした。

前方の山は、烏ケ山(カラスガセン)1448mの標高があり、宇多田ヒカルも
あの山の中腹まで登ってCM撮影したとのこと。
DSCN9934

そして我々はというと、前方のなだらかな擬宝珠山へと向かいました。
時間的には、登り40分ほどの時間で山頂に付きました。

 DSCN9954

ヤマジノホトトギス
DSCN9938
  
ツルリンドウ   
DSCN9939

山頂標識 1110mの山頂に到着 約40分のリハビリでした^^/
山頂は風が吹いて涼しく、やはり山に登って良かったと思う一瞬でした。
DSCN9943

山頂から薄く見えてる山は上蒜山、あの山もしばらく登ってないなあと
思うのでした。
DSCN9945

遠く蒜山高原が見えていました。
DSCN9946

さあ、山頂では小休止のみでそそくさと下山開始(笑)きょうはピストンでの
リハビリですので元に戻りました。
途中、シシウドの花も、たくさん咲いていました。
DSCN9952

下山したところにはマツムシソウが・・
DSCN9956

山ではマツムシソウが咲く時期になっていたんですね。   
DSCN9958

そして、帰宅の途中で御机に寄っていつものスポットへ。
なんとパノラマメーカーのアプリが調子悪く、調べたらペイントでも
合成する方法がありました・・が、つなぎ目がはっきりわかってしまう程度の
合成ですのでお許し下さいませ(笑)
御机

そこでもう少し下のスポットで大山全体を入れてみました。
大山は涼しかっただろうかと思いながら家路へと急ぎました^^/
DSCN9966
そして最後に、南アルプスの北岳を登って下山するとき、白根御池小屋で
飲んだ水がとても美味しくて、いまだにその時の水が忘れられないのが
宇多田ヒカルのCMにもあった「南アルプスの天然水」と言われる湧水でした。
小屋で飲んだコーヒーと水はほんと美味しかったですよ。
他県から来られた登山者にも、大山の湧水を飲まれて美味しかったと思って
頂ければ嬉しいですね♪






少し気になることが・・・

少し気になることがありました。広島県民の森の比婆御陵について
文句をつけるつもりは全くありません(笑)・・・

しかし、この広島県民の森を一周し、また吾妻山まで足を伸ばして
思ったことは、古事記の
中の表現をよく考えると、伝説は
別として
この比婆山御陵は広島県内にあり、出雲国と伯耆国の
堺にあるはずが、出雲国
と伯耆国に接して安芸国にある、とは
古事記には書いていないのです。

たまたま、古事記を読んでいたことで、その不思議を思って
いたのですが、それはそれとして私なりに少し
考えてみたかったのです。
もちろん学問的な知識では
なく、私の読後感からの疑問でした。

下の地図を見てください。広島県民の森にある比婆御陵です。
クリックすると拡大できます。

200702広島比婆山
左の赤丸が比婆山御陵です。三本の赤線が県境で北の左側が出雲国、その右側が伯耆国、
そして南側が安芸国です。比婆御陵から伯耆国県境まで直線で約7.3km離れています。
出雲神話の話がなぜ安芸の国にかかわってくるのかが不思議な気がしていました。

ここ広島県民の森の比婆御陵には大きな岩の露出が目立ちます。

DSCN5058
小さな祠の後ろにイザナミノミコトが葬られているという伝説地です。
DSCN5059
静かな雰囲気に、ここが神聖な場所であることを感じさせます。
DSCN5060
この御陵は、この広島県民の森の遊びに来られる登山者にとって一度は目にする
人気な場所なんです^^

さて、次にご紹介する比婆山は、出雲と伯耆の堺にある比婆山です。
200702島根比婆山
南北に渡る赤い線が境界で、左が出雲国、右が伯耆国になります。
そして、比婆山と県境までの距離が約4.7kmです。

登山口の入り口にある久米神社です。
DSCN4168

低山ですが急坂を登ります。
DSCN4169

一枚岩の坂を登ります。
DSCN4174

展望所からの眺め。
DSCN4176

天然記念物の紹介。
DSCN4186

比婆山の顕彰。
DSCN4188

比婆山久米神社 奥宮。
DSCN4189

イザナギノミコトの御神陵。塀に囲まれて盛土が見えています。
DSCN4193
ちなみに比婆山についてのウィキペディアです。検索して見てください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E5%A9%86%E5%B1%B1

さて、さて葬られたイザナミを忘れることができないイザナギはイザナミのいる
黄泉の国へとむかった。イザナギと会ったイザナミは黄泉神(ヨモツカミ)と
相談するので、決して覗き見をしないでほしいとイザナギにお願いしたのだが
イザナギはその約束を破って妻を覗き見してしまったのである。
覗き見されたイザナミは沢山の蛆にたかれて、無残な姿になっていた。
覗き見されたイザナミは恥をかかされた怒りに、イザナギは慌てて黄泉の国から
逃げ去ろうとした。黄泉(ヨモツ)しこめや黄泉軍(ヨモツグン)に追われて
辛うじて黄泉の世界から逃れたのである。
DSCN2195
この黄泉比良坂は(ヨモツヒラサカ)は、イザナギが黄泉の国から逃げ出した
出口があったところです。黄泉比良坂についてのウィキペディアです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E6%B3%89%E6%AF%94%E8%89%AF%E5%9D%82
この岩はその出口の穴をイザナギが塞いだ岩だと言われています。
DSCN2189

DSCN2190

DSCN2192

DSCN2188
ここは伯太の比婆山から北西に約14.5km離れた場所にあり、近くに揖屋神社が
あります。
https://nihonshinwa.com/archives/7457

長々と両比婆山を私なりに比較してみましたが古事記の表記をもとに私感を
言わせてもらえば、イザナミが葬られたところが島根県伯太にある比婆山、
そして黄泉の国からイ
ザナミに追われ逃げ出したのが揖屋にある黄泉比良坂、
このストーリーを古代の人が考えるのにふさわしい地理的条件があったのが
この場所ではなかったかと思うのでした。
まだ、ほかにも比婆山に比定するところはありますが、結論がでるには時間が
かかりそうですね。今回は私の私感でお話しましたのでお許しくださいね♪








船通山(1142m)Jun 23,2020

今回久しぶりに船通山に登ってきました。4~5月のカタクリの時期に登ることが
出来ず、少しイライラしていました。でも今月に自粛解除があり登ることに^^
きょうのコースは時計まわりにすすむ亀石コースを利用しました。
歩行距離は約9.45km 時間も約4時間半 久しぶりの長距離を歩いてきました。
200623船通山
北端のワクワクプール付近の駐車場からまず林道を歩きます。

日差しは強いですが、それでも時々吹く風に癒されました^^
DSCN9751
しばらくこの舗装道を歩くのですがそれが少し退屈(笑)

やっと登山口に到着、ここからが本格的な登山です。長かった~(;^ω^)
DSCN9754

じつは、今の時期に登るのがはじめてで、カタクリはすでに終わっているが
なんの花が咲いているか心配でした。
DSCN9755
ところが、時期的にササユリが咲いているらしいということで、すこし期待を
することにしました。

古事記や日本書紀では鳥髪峯と言われていた・・と少し堅苦し出だしになりましたが

日本神話に関係する山なのでご容赦を(笑)この山のことを説明することにあたり
いきなり古事記の一節を書かしてもらいました。参考には「古事記の証明」という

(正文社)発行の本から抜粋しております。

イザナギミコトは筑紫の国アハキ原というところで禊ぎ祓いをした。

水に潜り体を洗い清めた。
左の御目を洗ひたまふ時に、成れる神の名は
アマテラスオオミカミ、
右の御目を洗ひたまふ時に、成れる神の名は
ツクヨミノミコト、
御鼻を洗ひたまふ時に、成れる神のなはタケハヤスサノヲノ
ミコト

なぜイザナギは筑紫で禊をしたのか・・妻イザナミが火の神(ヒノカグツチノ神)
を最後に産んだときにみほと(女陰)を焼かれそれによってイザナミは亡くなる。
そして、その亡骸は「出雲国と伯耆の国との境にある比婆の山」に葬ったと言われる。
ところがイザナギは地下の「黄泉(よみ)の国」まで行ってイザナミに会いたいと
懇願したが、腐敗した体を覗かれたイザナミは激怒、イザナギを黄泉の世界の中で
怒り狂って追い掛けた。そしてやっと黄泉平坂(よもつひらさか)まで戻って黄泉の
世界から戻れたのである。「よみがえる」という言葉はここから出ているらしい。

そのために死者の国から戻ったイザナギが筑紫で禊をした。そして、禊をしたときに
生まれたのがアマテラス、ツクヨミ、スサノヲの三神だった。ただイザナギと
イザナミは三神以外に三十五神を生んでいるらしいので、多産夫婦だが、神が
まぐわ(セックス)って神を生む、また神が死ぬというのはすごく人間味のある
日本神話独特の物語のようです。

そして、イザナギはアマテラスには高天の原を治めよ、ツクヨミには夜の食国
(おすくに)を治めよ、そしてスサノヲには海の上を治めよ・・と委任した。


ところが駄々っ子のスサノヲは亡くなった母、イザナミノミコトのところに行きたいと

アマテラスに相談しに行くがアマテラスが「我が国を奪はむと欲ふのこそあれ」と警戒を
したことで、スサノヲは、高天の原で大暴れをした。そのためアマテラスは、天の石屋戸
(いはやと)に隠れて高天の原や中つ国(地上)に光が届かず暗くなったのである。


その結果、スサノヲは髭を切り手足の爪をはがされて高天の原から追放されてしまう.
そして、追放されたところが,出雲の肥の河の上流に天下ったのである。

スサノヲが、肥の河の上流をさらに登っていくと アシナヅチ テナヅチという老夫婦が

娘のクシナダヒメを囲んで泣いていた。その老夫婦に聞くと「八俣大蛇が年毎にくる。
今こそが来るべき時でそのために泣いている」と言われた。

大蛇の姿について聞くと「目は真っ赤、身ひとつで八頭八尾ある」と言われ、そこで
スサノヲは、娘を櫛にかえて自分の髪にさし、老夫婦に「八塩折の酒を醸し、

また垣を作り廻し、その垣に八門を作り、門毎に八棧敷(やさずき)を結ひ、その棧敷
(さずき)毎に酒船を置きて船毎にその八塩折の酒を盛りて待ちてよ」といった。


こうして、八つの門に酒樽を置いて待つと大蛇が来て、樽に頭を入れて酒を飲んだ。

ここでスサノヲは、十拳劔(とつかのつるぎ)を抜いて、八岐大蛇(やまたのおろち)を

切り刻み、肥の河はその血で赤くなったと言われている。すると最後に一つの尾を切った
ところ剣の刃がかけた。おかしいと思って尾を刺し割ってみると太刀がでてきた。これが
草薙の太刀で、後にヤマトタケルの物語にも登場する名刀である。

そして、私の本文に戻りま~す!! 
この船通山が「古事記」の中の八岐大蛇の伝説になっている鳥髪峯なのです。

DSCN9763


今の時期、この新緑の中は多少暑くはなっていますが真夏とは違い心地よく
癒されています。

DSCN9765

山頂まで、まだ40分掛かりますが、登る道も緩やかになってきました。
DSCN9768

ここで予想以上の花に巡り会いました。コアジサイです。
DSCN9770
突然、いい香りがしたと思ったら、この花がちらほらと見えるようになりました。

鼻をつけると、ほんのりとした香りに癒されるのですよ^^/
DSCN9772

かつてこの道は、砂鉄採取の手法であるかんな流しの遺跡であると言われてます。
DSCN9774
かん流しによる砂鉄採取は、川をつかって岩石や土に混じった砂鉄を川や水路の
流れの破砕力を利用して土砂と分離させ比重差によって砂鉄のみを取り出す方法で
主にたたら製鉄の製造原料に用いられたとあります。つまり刀の原材料の砂鉄を
運びだす道なんです。ゆえにかん流しには川が必要で、この山の水は肥の河の
(斐伊川)源流になるのです。斐伊川を砂鉄の採取に利用したことにより
赤く染まったということを鑑みると、ヤマタノオロチの腹を裂いたときに流れた
血の赤をも思わせる色だったのではないでしょうか。

やっと山頂に近づいてきましたぁ~ 山頂に続く木道を左にいきます。
DSCN9778
カタクリの季節ではここから、カタクリの花が一面に咲いています。

きょうはササユリが思ってた以上に咲いていました^^/
DSCN9779

DSCN9782

DSCN9784

DSCN9785
ツボミもまだたくさん見られました。

天叢雲剣出顕之地(アマノムラクモノツルギ)
DSCN9796
これはヤマタノオロチの尻尾からでた草薙剣をさしています。

標高1142mの標柱です。
DSCN9795
ところでヤマタノオロチを退治したスサノヲはそれからどうしたのか・・

ともあれ、無事オロチを退治したスサノヲはこの地を気に入ったようで
「吾この地に来て我が御心すがすがしい」と述べ約束どおりにクシナダヒメと
結婚することに。
そこでスサノオは「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
(やぐもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)と
喜びをうたったのです。

それでは我々も下山開始、こんどは鳥髪コースへと歩きます。
DSCN9799
コアジサイの香りに誘われて・・

ササユリ
DSCN9801

DSCN9809

DSCN9810

鳥髪の滝 この滝の水が斐伊川に流れます。
DSCN9811

これはヤマアジサイ 香りはありません。
DSCN9815

やっと鳥髪コース登山口へと近づきました。
DSCN9818

我々この舗装道路をさらに30分ほど歩かねばなりません。疲れた!!

DSCN9819

珍しく大きなホタルブクロご発見、5~6cmほどの長いものでしたよ!!
DSCN9820
疲れた時のこういう発見も楽しいものですね^^

わくわくプールの駐車場に到着。車の数も来た時よりは減っていました。
DSCN9821
最後にスサノヲがオロチ退治のあとに、すがすがしく思ってこの地を気に入ったと
言われています。そしてクシナダヒメと一緒に暮らしたのが大東町にあり、そこに
今は神社があり須賀神社として祀られています。もしよろしければURLをクリック
して見てください。もしかしたら古代の出雲に導いてくれるかもしれませんよ♪

https://suga-jinja.or.jp/

広島県民の森 牛曳山~毛無山 Jun 9,2020

本日は広島県民の森の牛曳山~伊良谷山~毛無山の三座縦走をしてきました。
ちなみに本日の山行距離は8.01km 時間は4時間17分(休憩含め)でした。
img001 - コピー

きょうは火曜日の平日でしたが、登山者が大勢いたのには驚きました。
その中の一部として我々も入っていることには違いないのですが・・(笑)
DSCN9688

公園センターから南に下ったところに、牛曳山への登山口があります。
DSCN9689
きょうはここから登る方を多く見ました。やはり皆さん同じ考え方ですね(笑)

ここはシラカバの林、秋には素敵な紅葉が見られるところです。
DSCN9692

谷を詰めたところに滝があり、その脇をこれから登ります。
DSCN9697

そして、しばらく歩くときょうの第一の目的、ヨメナに出会います。
DSCN9701

ヨメナロードと呼ばれるほどに、道の両脇にヨメナが咲き誇っています。
DSCN9703

だんだん牛曳山山頂に近づいてきましたが・・
DSCN9704
山頂のショットを撮りわすれていました。(笑)
なぜならば、山頂やその付近で休憩したりして大勢の登山者がいたので
その辺は遠慮して、次の伊良谷山へと急いだためでした。とおり抜けたあと
しまったと思いましたが、「まぁ、いっかと」・・(笑)

そして、次の画像がなんと、なんと キンラン・・
DSCN9709

昨年、見ることができなかったキンランが今年みることができたのでした。
DSCN9712
ただし、前回見た場所ではなく、ふと偶然に目を移した場所にあったので
驚きでした。これが見られるか期待していた花でしたので、相方のNancyは
朝方、体調不良気味で、途中でエスケープしようかと話していた矢先のことで
したが、俄然毛無山までいって帰ろうということになり、行動食をとりながら
毛無山まで、行くことができたのでした^^/

そして二座目、伊良谷山。ササユリが咲く山頂ですが、まだ早かったようです。
DSCN9714

毛無山へ向かう途中にも、イワカガミが咲いていました。
DSCN9717

贅沢に森林浴の中を毛無山へと歩きます。
DSCN9720

つるつるに光る葉を輝かせて、咲くイワカガミ。光る葉からこの名前が付きました。
DSCN9722

そして、またまたキンランが・・
DSCN9723

先に見たキンランよりすこし小ぶりですが、これで二度目。
DSCN9725
本数は各1本づつと少ないですが、でも二度見られたことに感謝でした。

伊良谷山を振り返ってワンショット・・
DSCN9727

ウツギ
DSCN9730

毛無山の山頂標識。
DSCN9731
山頂には、小グループで2~3組いるほどで濃密はなし(笑)
そこで軽く昼食にしました。ここに来るまでは行動食を摂っていました。

右端の山は吾妻山、中が烏帽子山、そして左端が比婆山御陵です。
DSCN9733

右側は比婆御陵の稜線、中の丸い山が池の段、その隣の三角の山が立烏帽子山です。
DSCN9734
昼食後、ここから公園センターへ下山しました。

下山途中で、今年初のアカモノが・・
DSCN9735

可愛く咲いていました。
DSCN9736

そして、五感を刺激してもらいながら、森の香りや音を感じて下山してきました。
DSCN9740

















プロフィール

Uncle Ed

夫婦で登山しています。
相方はNancy。
歳相応の軟弱登山を
楽しんでいます。




メッセージ

名前
メール
本文
読者登録
LINE読者登録QRコード
アーカイブ