前日、西赤石山を登った我々は多少疲労を残しつつも、石鎚山を目指すことに
しました。 本来、テン泊予定を組んでいましたが、いいテン場がなく (いいテン場
とは、あくまでも我々の希望に沿ったテン場のことで、その施設の良し悪しでは
ないことをお断りしておきます。 軟弱登山でテン場を選ぶなんて贅沢ですね)、
結局、安上がりのケビンを予約したのでした。 もちろん食糧持ち込みでしたが
風呂、台所、トイレ付 四人部屋で一泊 5900円ほど。 部屋代としてこの
値段だけでしたから、四人なら一人1500円弱。 ゲットしてしまいました(笑)
石鎚ふれあいの里のケビン。 綺麗で清潔なケビンでした。
ここから石鎚登山口までは15分ほどでした。
石鎚山は二回目ですが、ここ成就社側からの登山は初めてです。
また、この左側の車道を進むと、西之川登山口がありロープウエイを
使わずに成就社まで上がることができるようです。 ただし歩くと2時間40分。
もちろん我々はロープウエイを使って8分で上がりました(笑)
出発前のロープウエイの駅。 0分、20分、40分ごとの出発です。
山頂成就社に山行の無事をお参りしてから出発です。
はじめは、樹林帯の中ルンルン気分。 しかし途中から急な下りで鞍部に。
せっかく登った山頂から100mほど下りました。
石鎚山へは一度下った鞍部から改めての登りになりました。
木の階段、石畳の道、石の階段といつまで続くのと思うほどの道のりでした(~_~;)
前社森(ゼンジャガモリ)への鎖場。
もちろん我々は巻き道を利用して前社森の小屋へ。 そこで生姜入りの
冷たい力飴を飲んでエネルギー補給をしました。
小屋を出発してしばらくすると視界が開け、目の前に石鎚山が見えました。
真ん中の頂きには弥山が見えました。
そして、夜明峠に到着です。
さあ弥山までもうすぐです・・・って見えている山ほど遠いですね(*^。^*)
夜明峠の路程図。
夜明峠から見える二の鎖。
土小屋への分岐。(左側からの登山道と合流です)。
ここからまた急登が続きます。
木道、鉄板道とキツイ登りの繰り返しでやっと弥山へ到着。 画像はありませんが
この周りにはたくさんの登山者が休憩していました。
そして、天狗岳。 天狗岳にも大勢の人が登ってました。 ここからは時間も
さほどかかりませんが、昨日、今日の連続山行で少々お疲れ、天狗岳へは
登らず弥山でゆっくり過ごしました。
成就社から、弥山まで休憩を含め3時間40分、そして下山は途中で
いろいろな人たちと話をしながらゆっくりと降りました。
ところで下山途中の13時過ぎぐらいに、土小屋への分岐で30人前後の
団体さんとすれ違ったのです。
みなさんベテランさんの風貌で石段も力強く登ってくるのをみて「すごい」と
思うと同時に時間的には遅いのではと疑問を持ちつつ、その場はそのまま
すれ違いをしました。
そして、我々が夜明峠に差し掛かったときに、たまたま休憩中の一人の女性と
話をすることになりました。するとその女性は先行していた団体さんのメンバーで、
自分たちはロープウエイを使わず西之川登山口から登って来たと言われ自分は
少し遅れてしまって休憩していたと話されたのです。また西之川登山口を登って
成就社までは約3時間だったと聞き、道理でみなさんベテランの団体だったと
感心したのでした。 標準時間で2時間40分のところを団体で3時間しか
掛からないとはかなり早いペースですよね♪
とにかく四国の山には登山ルートが多くあり、体力に合わせた登山を
選べることを羨ましく思いました。 軟弱な我々にはさほどの選択はもちろん
ありませんが、適度の山を選んでまた挑戦したいと思っているところです♪