先日、大山の初冠雪があり、例年より10日前後の遅れがあった・・とはいうものの
 
当地は、毎年雪が降ることは間違いありません。
 
ことしは大雪になるとの予想もあるようで、嬉しいやら悲しいやらの昨今です。
 
昨年末から今年のはじめにかけての大山の雪は例年ほど多くなく、少し期待はずれでしたが
 
今年はどうでしょうか。 大雪で困る人、大雪で喜ぶ人いろいろあると思いますが、災害に
 
ならぬよう祈るばかりですね♪
 
 
 
さて、我々も雪山の準備といきましょう。
 
例年、代わり映えのない準備です。(あたりまですね!)
 
そこで、きょうは我々の雪山をはじめたころからの流れをご説明しようかなと
 
勝手に思っています(笑)。
 
 
 
山登りをはじめた当初、雪山を登ることなど全く考えていませんでした。
 
当地は山陰ですので、雪の降らない冬はありません。 里山でも1m以上は積もります。
 
わたしは長年ハンターをしていたので、多少の雪山は知ってましたが、登山における
 
雪山は山を登って初めて知ることになりました。
 
 
 
そんな頃活躍したのが、このカンジキでした。 これはたしかホームセンターでの購入です。
 
靴はゴアですが、たんなるトレッキングシューズです。 カンジキも奥出雲の雪の深いところの
 
ホームセンターで購入したので地場の必需品だったと思います。
 
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そして、6本アイゼン。 わけわからずアイゼンが履けることで何かわくわくしたことを
 
思い出します。 カンジキ履いての雪山、そして凍った斜面が楽に登れたアイゼン。
 
はじめはいつまで続くかわからない山登りに疑心暗鬼でしたが、いつのまにかその
 
虜になりました(笑)
 
 
 
 
そして、そして次に求めたのが、そうカンジキ(ワカン)と10本アイゼンでした。
 
ワカンの性能はカンジキにはないものがありました。 軽い、強い、装着が簡単。
 
浮力がカンジキより大。 そして、10本アイゼンは氷へのグリップが大。
 
ちょっと里山の雪山へ登ったからって・・・と思われるかもしれませんが、ますます
 
欲が出てきてしまったのです(笑) よりよい装備へと・・・すこしオーバーですが(笑)
 
むろん靴も変えました。 なぜかっていいますと、里山から大山に目が向いてしまった
 
からです。 結局、本格的なアウトドアーショップに出入りするようになって、よい道具の
 
必要性に目覚めてしまったのです。 もう 後戻りはできません・・・(笑)
 
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技術は、未熟でも装備では・・・・なんて馬鹿なことは考えていませんが(笑)
 
ちょっと厳しい山にはそれなりの道具がいるのも事実でしょう。そう自分を納得させてきました(笑)
 
 
 
 
しかし、しばらくすると またまた欲が出てきました。
 
ワカンを購入するまえに、じつはいろいろと悩んでいたのです。 それはスノーシューと
 
ワカンの比較です。 カンジキやワカンを頻繁に使用しているときに、スノーシューハイクの
 
情報がいろいろと入ってきました。 決してそれを羨ましく思ったことはないのですが
 
雪山登山とスノーハイクとの違いを明確にしていたつもりでしたが、機能性でいうと
 
スノーシューが一段と上だということがわかってきたのです。 ただ欠点もあります。
 
まず、高価なもの、ワカンに比べ重量があるなど雪山登山をメインと考える我々には
 
迷いがありました。 とくに大山に登るときはアイゼンかワカンのほうがいいと思ったのです。
 
 
しかし、しかし、しかし・・・で~す♪
 
山陰地方で冬山で一番厳しい大山を除くと、中国山地は雪深い山ゆえに、むしろスノーシューの
 
浮力を最大限に生かせるのではないかとの思いから・・・勝手なわが想いです(笑)
 
ついに一昨年から導入(オーバーな表現)したのがスノーシューでした。
 
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さらに靴は後ろコバありの靴でフォーシーズン用に替え(今のところ冬にしか使いませんが)、
 
アイゼンもセミワンタッチ12本を追加したのでした(ただしNancyは10本が軽くていいとのことで変更なし)。
 
大山では、もちろん12本を使用しますが安定性はいいと思いましたが、重量がかさむことは
 
やむを得ませんね。 
 
 
ところで道具の変遷は、いきなり3段階には来ていません。 結構いろいろと迷いました。
 
経済的なことや、必要性の吟味もかなりしました。 しかし、冬には必ず雪の降る地方での
 
山登りを考えると、スノータイヤと同じ頻度で使うことは間違いないようです。
(ただし、スノーシューは使う人の考え方で多少ニアンスが変わりますけどね)
 
 
そして、最後はピッケルとストック。 ストックのつばは冬用に交換します。
 
大山以外では、ストックの使用頻度が多いですがどちらを選択するかが難しいですね。
 
積雪、気温などさまざまの気象状況で、適宜判断するしかないのですが未熟です(笑)
 
ですから、上記のパーツもこれだと決めつけずに、それぞれのパーツを組み合わせて
 
使用するのが一番かなと思っています。
 
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まだ、まだウエアーや手袋、帽子、着替えの種類など冬に備える準備があると思いますが、
 
まずは今年も安全な山登りを心がけたいと思っています♪