昨年に比べ、積雪の少ない今年、しかし大山は相変わらず厳しい表情を毎日みせているようです。
きょうは久しぶりに落ち着いた天気になり、いざ大山へとチャレンジしてみました。
午前中は、晴れ間も見え、午後は曇り、夕方からは崩れるという予報でしたので
登頂できるチャンスがあると踏んで出かけたのです。
北陸・東北の雪害は甚大のもの。 山陰は幸いにそれから逃れています。
でも、大山はまだまだ冬の装いを脱いでおらず厳しい表情を見せていました。
南光河原の駐車場から夏道登山道へ。 登山道の途中から南光河原を見る。
登山道は、圧雪にトレースがついているだけで、本来の階段は全く見えない。
ここまで、アイゼンをつけづにツボ足でした。 しかしここからは急登のため装着。
標高1000m付近から樹氷が見られました。
しかし、ここまでの登りもきつかった。 積雪期ゆえにコースが直登になってるため
今回も4合目の標識は確認できずに5合目へショートカットでした。
6合目の小屋も完全には埋もれておらず、積雪の少なさが伺えます。
6合目から上の風景、神の領域です。
7合半の草鳴社ケルンが中央から少し右にちょこっと見えてます。
ここから冷たい西風が強く吹き抜け、きびしい大山の顔を覗かせます。
ひとまずは山頂小屋をとおりすぎて、山頂へ・・・
バンダナショットをするつもりでしたが、風が強くて広げることもできず
剣ヶ峰をバックにNancy ショット 風が冷たくそうそうに小屋へ。
きょうの登山者は10名前後、我々が一番最後の登攀者で、我々のあとから登ってくる人は
だれもいませんでした。
途中で出会った人たちは、5~6人のパティーが一組、ほかはソロ山行の人ばかりでペアーは
我々だけでした。 そうそうもう一つの団体がありました。 総勢20名ほどの自衛隊員たちと
8合目ですれ違いました。 雪上訓練とのことで若い連中ですから元気・元気 「こんにちは」
「こんにちは」と挨拶されるのはうれしいのですが、一番斜度のキツイところでの挨拶でしたので
こちらはロクな返事もできませんでした(笑)
下山後の大山全容です。 やはりガスが出てきて天候も崩れそうでした。
やはり、大山の冬山は厳しいものがありました。
少しずつ春めいてきましたが、積雪の大山はまだまだ厳しそうですね。
標高1000m付近の樹氷も素晴らしいですね。
ナイス!
今年は花粉症がひどくて、最近は家から出るのも億劫になっています。
Uncle Ed
がしました