久々の大山・下山(しもやま)駐車場から登ります。
今日は火曜日、登山客の車がたくさん駐車していました。
山頂にはガスが、でも午後からは晴れの予想に期待を込めて
登ります。
石畳の長い登山道をとゆっくりと登ります。
気持ちの中で焦らず・焦らずゆっくりと歩け・・と言い聞かせながら登って
いきました。
なぜ、そんなに慎重に?と思うかもしれませんが、この山では何度も
わたしの体調管理の失敗でリタイヤすることがあったのです。
途中でのリタイヤは悔しいですよね。 先日、槍ヶ岳山行の失敗もあります。
そこは、慎重にです。 まあ、あまり神経質にならなくてもいいとは
思ってますが・・(笑)
きょうは、意外と空気が澄んで下界がよく見えてました。
山頂はガスだったのですが・・・・
四合目の標柱。
数名の登山者がここで休息中でした。
じつは、われわれはここまで間に一合目ごとに小休止しながら登ってます。
五合目、ここでも小休止。
五合目の社。
雪の時は全く埋もれて、掘り返されると雪洞の中にこの社があります。
さあ、六合目の避難小屋です。
山頂にはガスが掛っています。 ガスはゆっくりと流れていきました。
ここでも小休止。 行動食を摂取します。 フルーツやパンを食べました。
とくにバナナは、われわれには欠かせない行動食です。
六合の取っ付きからしばらくは急登が続きますが、それを過ぎると
七合目、八合目は楽に進めます。
やはり、六合目までの急登がわれわれには一番つらいものがあります。
しかし、今回はゆっくりと登ったお蔭か体調不良もなくここまできました。
先行者の団体さんが取っ付きを登り始めていました。
団体さんが登り始めたころには、山頂のガスが少しづつ晴れてきたようです。
真冬は、この小屋もすっぽりと雪に埋まると思うと、自然の力はすごいと
思いますね。
七合目付近から、色づき始めました。
七合目の標柱。
日が照り始めてきましたよ^^/
下を除くと、色づきがいっそう綺麗に見えました。
さらに、八合目を目指します。 体調は順調・・・
今回は、うまく山頂まで行けそうです^^
山頂のガスが切れてくれそうです。
山頂の天気が期待できそうです。
八合目を過ぎると木道になり、あとは木道を山頂まで・・・
でも、この木道も慎重にペースを崩さずに歩きます。
なぜかって? じつは2~3日まえにこの木道を歩いている最中に
足が攣って動けなくなった人が救助されることがありました。
さらに、ほかの場所でも同じように足の痙攣で動けなくなった人が
いたらしく、二人が救助されているのです。
この木道は山頂の避難小屋まで登りが続きます。 一見穏やかそうですが
わたしも、積雪期にこの木道上で足が痙攣を起こし、動けなくなったことが
ありました。 おそらく避難小屋まで2~300mほどの距離だったと
思いますが、横にならざるを得ないくらいに痛みが走りどうしようかと
迷いました。 足の痛みをこらえて小屋まで行くか、それともこれ以上
足に負担がかからないよう、痛みが和らいだときに下山するか・・・と。
横殴りの雪のさなか、結局歩けるうちに戻ろうと下山したことがありました。
2~300mでも途中動けなくなったらまずいと判断したのです。
だから、疲労した体にはこの木道もあなどることのできない登山道です。
われわれが六合で行動食を摂るのも、この木道を無事に歩くための
事前準備なのです。
はい、そんなことで無事山頂を踏むことができました。
天気は東側の剣ヶ峰方向はガスで覆われていましたが、弥山山頂は
快晴、雲は多少ありましたが、ご覧のとおりの青空が見えてきました。
はーい、大山(弥山山頂)でのバンダナショット。
大山でのバンダナショットに時間がかかりましたが悪しからずでした~(笑)
ところで、下山途中のことですが六合をすぎたところで、ひとりの
中年の男性が立ち止っているのを見受けました。
われわれの前を三名の中年女性たちが歩いていましたので、その人たちが
男性に声掛けをしたところ、足が痙攣して動けないといわれたのです。
さすがそのおばちゃん、いや中年女性の一人がすかさずサイドバックから
芍薬甘草湯をとりだし、「これはよう飲みな・・10分で効くから」とその男性へ
渡していました。 わたしも持っていた塩タブレットを分けてあげてその場を
離れたのでした。 男性からは感謝の言葉がありました。
でも、そういう経験があるから我々も準備しているし、その女性もおそらく
同じ経験をしているから芍薬甘草湯を持っていたのでしょうね。
そして、その女性もわたしもそのつらさがわかるから、その時す~っと
男性に痙攣の対処をアドバイスすることができたと思います。
山行途中で何かがあったとき、山仲間として声がけしてくれるだけでも
嬉しですよね。 そして、山仲間として「ありがとう」だけでわたしは満足でした。
おそらくその女性も満足されていたと思いますね。
ちなみに女性たちは100名山達成するほどの「山おんな」でした・・・^^/
コメント
コメント一覧 (16)
山頂も晴れていたようで、良い山歩きでしたね。
ナイス!
私も今週末に、昨年残した子三瓶と孫三瓶を歩いてきます。
そのついでに出雲神話博にも足を延ばして、神話の故郷を訪ねようと思っています。
私も最初の石段からスタスタ登っていましたら だんだん苦しくなってきて「なんでこんな苦しい思いをしてまで登るの?止めよう」と思ったことありました。とにかく ゆっくりですね!
一歩もゆっくり次の一歩もゆっくりですね。
山頂ショットご苦労様です。
遠くから見る五色の絨毯が好きです。
組長と雪の時期に登ったのですが
6合目に避難小屋は有るのは知りませんでした
お花を楽しみながら長~イ木道を歩いたので木道はは覚えています(^-^)
よく準備された大山登山に感服です。
登り始めるとシャカリキに登るのも、若い時だけです。
私もゆっくり、ゆっくりと歩く事にしています。
青空の大山山頂にカンパ~イ!
じつは先週2日に三瓶に行ってました。
山頂付近にはまだ花が咲いていました。さわやかな
空気の中で山行できましたよ。
どうぞ楽しんで来てくださいね♪
ナイスありがとうございました。♪
本音はあまり好きな山ではないのです。
おおきな声では言えませんが・・・(笑)
休ませてくれる山ではないですよね
歩幅が合わなくて苦労します。
むしろ、元谷の方から夏道へ出るのが楽で好きです。
今回は一合ごとに休みました(笑)
割と楽でしたよ。時間かけても山は逃げませんね♪
避難小屋を踏んづけて歩いた・・と言ってましたね!
屋根がすこし凹んでました(笑)
そういえば木道も・・・
もう少しすれば、もっと色濃くなる絨毯だと思います。
でも、きれいに紅葉(黄葉)してたので満足でした♪
はい、避難小屋は二人とも分からずに踏んづけていたと
思います(笑)
お二人の通過したあと、我々は穴を掘って入口を探して
いました(笑)
木道の補修もしときました(笑)
機会がありましたら、また大山にお越しくださいね!
疲れるけどいい山だと思います♪
塩分の欠乏ですね。ところでポテトチップもいいかも
結構塩がありますよね。試してみましょう(笑)
芍薬甘草湯は効くと聞いてます・・が心臓疾患のある人は×とか
痙攣にはまいりますよね。
一度主治医に聞いてみようと思ってます^^/
無理してリタイヤするより、慎重に登って
体調を保つことが重要なのがこの頃わかってきました。
少し、遅いですが・・・(笑)
でも、ゆっくり登っても山は逃げないのでマイペースが
一番ですね。
それとエネルギー補給。シャリバテにならないように
するのが一番。山頂での食事の楽しみが少し減りますが
仕方ないですね。
これから晩秋には、さらに素敵な景色が楽しみです^^/
山での体調管理は難しいし大切ですね!
弓ヶ浜がポッカリと見えます。
山頂は色づいて綺麗です! ☆
山行中に何回か体調不良を起こしていますので
どうしても体調管理に気を使います。それでも
体調不良を起こすことがあるんですね(笑)
弓ヶ浜半島がよく見えてました。国引き神話の綱ですね
こんなに良く見えるのも久しぶりでした^^/
ナイスありがとうございました♪
人が押し寄せますね~~。
えっ!!山おんな?山ガールでは??
日本語むつかしいーーーーーでっすぅ~~
3000m級から2000m級、さらに1000m級と徐々に下がりましたね
里山ももう少しで赤くなってくるのでしょう。
うむ~ ガールではなく~う 世間一般的に愛されてる呼び名
”おんな”でした^^
でも、sofyさん こちらの方言で「女婆」という言い方もある
んですよ なんて読むかというと「にょば」
いまはあまり使用しないようですが、何か強そうな呼び名でしょう。
日本語はほんとうにむずかしいです(笑)