台風が強い勢力を保ったまま北上し、当地に直接の影響が出なかったものの
 
沖縄諸島周辺では被害も出ている様子。 
 
大変なことだったと思います。 お見舞い申し上げます。
 
 
そのような台風の影響からか、とにかくこちらは毎日が30度以上、
 
35度近くまで気温が上がりうだるよな暑さ。 これには参りました。
 
特に山陰ではフェーン現象とやらで毎日が暑いです。
 
 
そんな中、近郊の低山も日中は、暑さで難儀するだろうし、大山も
 
まだ暑さも和らいでいないだろう、と思案した結果、
 
県外の2000m近くの山ということで、向かったのが剣山でした。
 
 
四国の山は今回が2回目。 
 
前回は石鎚山と瓶ケ森。 石鎚山下山後、瓶ケ森でテン泊した
 
思い出があります。 そのときに四国の山の奥深さを知りました。
 
 
今回は、日帰り山行の計画をしましたので、時間短縮の意味で
 
リフトを使用してイージーな山行でしたが、それでも爽やかな
 
登山ができ、そして雄大な山々の眺めに満足した山行になりました。
 
 
当地からですと、車の往復で約10時間、山行時間は休憩を含め
 
約5時間とすこしハードな計画でしたが、これらをクリアーしなければ
 
山登りができない・・と勝手な理屈で出かけてますので、疲れたなどとの
 
弱音を吐かず大いに楽しんできました^^/
 
 
 
      見ノ越の剣神社のあるところで、ここが登山道入り口になっています。
      時間の関係できょうはここをパス。リフト乗り場へと向かいます。
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            ここは見ノ越の第一駐車場。われわれはここより下の第二駐車場に止めました。
     そして、ここはリフト乗り場にもなっています。
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    リフト券売り場。ここからリフトに乗りますが終点西島駅まで距離800mを15分で
     登っていきます。
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      ザックは腰ベルトを後ろでつなぎ、抱え込んでリフトに乗り込みます。
      このリフトの下には登山道が交差していて、その登山道を歩きたかったので
      すこし後ろめたさがありました(笑)
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     リフトからショットした三嶺(1893.4m)
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      終点駅 西島からはこのような道を進んで頂上へ向かいます。
      ただし、今回はしばらく先からすこし寄り道をします。
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      登山道から北東側の風景です。 1000m以上の山が連なっています。
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     「刀掛けの松」の分岐です。 きょうはこの分岐からキレンゲショウマが群生している
     場所へ寄り道します。
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      白骨化した「刀掛けの松」 白骨林はあまり見ることができませんでしたが
      白骨化した木は時々立っていました。 瓶ケ森では白骨林が有名ですね。
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      キレンゲショウマの群生地への案内板です。
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      しばらく下りが続き群生地へと向かいます。
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      岩場を通り過ぎて谷へと下っていきます。
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      キレンゲショウマの群生地。 花については改めてご紹介しますが、時期的に
      まだツボミもありましたのでしばらくは見られそうで、これを目当ての登山者が
      大勢いらっしゃいました。
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       キレンゲショウマの群生地を、小1時間ほどを掛け周りましたので、取り急ぎ
       頂上へと向かいました。 
       100名山 剣山の頂上です。 日曜日ということもあって子供連れから団体さんまで
       大勢の登山客で賑わっていました。 気温も爽やかで絶好の登山日よりでした。
       昼食はここでとりました。
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      前方の山が次郎笈(1930m)です。
      風も心地よく吹いて汗もすぐ乾く天気です。次郎笈の頂上まで約1時間のコースで
      ピストンして剣山を下山するにも、時間的に余裕がありましたので進むことにしました。
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      午後の夏山独特のガスも出てきましたが、さほどのこともなく穏やかな姿を
      見せていました。
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      白骨化した木。このような木をなんて呼ぶのでしょうね。 白骨林でもなく・・・・
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      すがすがしい稜線歩きです。
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      ここからしばらくは急登が続きます。 ここでは下山する人も多くいましたね。
      穏やかに見えますが、きつい登りもありましたよ。
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      振り返って剣山。 そう余談ですが地元の人は剣山(けんざん)と呼ぶ人もいるようで
      街中では「けんざん」という人を多く見かけました。 お花に使う剣山と同じですね。
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      頂上からの剣山ショット。 よく見るとこちらへ向ってくる人もまだいました。
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      頂上から登ってきた方向を振り返る。
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      次郎笈 頂上 1929m
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     すこしガスの掛かった三嶺。剣山の分岐から三嶺は約7時間の縦走。
      地元の人の話を聞くと、山頂近くから少し危険なところもあるようでした。
      また、トレランするひとは4時間前後で剣山から行くそうで考えられません~~
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            でも、名頃から一度登ってみたい山ですね。右下のほうが名頃のようです。
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           剣山下山途中の大剣神社近くにある石柱。もちろん自然の岩です。
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      そして、もちろん(威張ってはいえません)下山もリフト使用。
      真夏の空が目にしみました。
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       帰路、瀬戸大橋の途中にある与島Pにて休憩。
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久しぶりの遠征で、すこしハードなところもありましたが満足した山行でした。
 
ただ、時間的に余裕があると良かったですがそうもいかず、ぎりぎりの時間での
 
山登りでした。
 
 
ところで、坂出から美馬をとおり、つるぎ町から剣山までの山間と谷間を
 
通る道にはすこし閉口しました。 とにかく大型車とすれ違うには
 
多少テクニックがいりそうな道や、二車線の広い道などが交互に現れ、
 
ぐねぐねと曲がったその道を、地元の人たちはバンバン飛ばします。
 
 
コンビにで、剣山へ行く道と道程時間を聞いたところ、普通だいたい
 
地元の人は1時間ぐらい、県外者だと1時間半ぐらいといわれ意味が
 
分からなかったのですが、後になってそれが分かって少し驚きましたね。 
 
 
そんなことで、なんだかんだありましたが無事に帰れたことで(安全運転で
 
あれば当たり前のことで)ほっとしたところでした。
 
 なお、花については、また後でブログアップします。
 
すこし、お待ちくださいね♪