くにわかくうきしあぶらのごとくして、くらげなすただよえるとき
国稚く浮きし脂の如くして、海月なす漂える時・・・・
 
ここにあまつかみもろもろのみこともちて、いざなぎのみこと、いざなみのみこと、ふたはしらのかみに、
ここに天つ神諸の命もちて、伊邪那岐命、伊邪那美命、二柱の神に、
 
このただよえるくにをおさあめつくりかためなせとのりて、あめのぬほこをたまいて、
「この漂える国を修め理り固め成せ」と詔りて、天の沼矛を賜いて、
 
ことよさしたまいき・・・
言依さしたまひき・・・
 
                                 おのごろじま
そして、矛先から滴り落ちた塩が固まってできた島が「淤能碁呂島」。
 
伊邪那岐命、伊邪那美命が神産み、国生みをする島です。
 
きょうの(6/12)出雲地方は、曇りのち雨。山頂についてみると雲海の中に
 
浮かぶ島のように、遠くの山頂が突き出ていて幻想的。
 
古事記神話の一文が浮かんでしまいました。
 
そんなイメージでのショットでした(笑)
 
 
 おのごろじま
「淤能碁呂島」を想像させる近くの山。
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こちらは白山から、雲海の上に頭をだした「御嶽山」を見ているようなショット。
わずか412mの標高でも、雲の上にでると幻想的な世界が見えてきますね。
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