「水燈路」
あまり聞きなれない言葉ですが、わたしの住む町で近年、行われるように
なった行事です。
 
夜のウォーキングがてら、すこし足を伸ばして城山ちかくまで行くと、水燈路
の明かりが微かに揺れていました。 蝋燭の火を燈した行灯が堀川や道端に
沿って並び、また、城山内の広場には多くの行灯が飾られて、ほのかな光を
放っています
 
街路灯や人家の光をできるだけ消し、蝋燭の光だけの世界を作る。
普段見慣れている人工的な明かりを消しての「水燈路」は、ほの暗さの中に
幻想的な世界を作り出していました。
 
 
      城山入り口の方から道端に沿って並べられていました。
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      関の五本松をモチーフにした言葉でしょうか。
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      闇に見つけた 「小さい秋」
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      普段は車道、このときは歩行者天国
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      闇夜の中でも、堀川の船は動きます。
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      城山への橋 塩見縄手方面も明かりが続いていましたが
      きょうはここから城山の中へ。
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         闇夜に浮かぶ 城
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      広場に燈る光
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     水燈路が終わる時間も近くになり、消灯する人
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      毛利氏と尼子氏との戦をモチーフに
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         宍道湖の落日
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      闇に浮かぶ物見櫓
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     賑わい後の 「兵どもが夢のあと・・・」
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時間的に遅く、賑わいもなくほの暗い光のなかを歩いてきましたが
蝋燭だけの光は暗いもので、昔の生活の大変さを感じると同時に
現代社会の無駄も感じられるような世界でした。
 
人間は最低限必要なものだけで、生きていこうとすれば、生きて
いける思いもしますね。