そう、人にはせつない思い出でが残る街がある。
その街を離れたくても離れられない未練がある人もいるだろう。
仕事、恋につかれ癒される場所を求めても、都会の喧騒が自然に紛らわせて
くれていることで、その街を離れることができない人もいる。
いつか離れたいと思う街は、その人の人生と同じ時間の中で少しづつ、そして
ゆっくりとやさしく、心変わりをさせてくれるのかも知れない。
夕闇の中の浮かぶ奥多摩の山。
眠らない街、そして別れた街。
そして、せつない恋心を歌った「別れの街」・・・