山行二人 よもやま話

横丁の角を曲がれば旅人。このフレーズが好きな人間です。

2019年09月

木曽駒ケ岳(2956m)Sept.25,2019

今年の遠征も何とか実行できる天気に恵まれ、9月24日を移動日として、25日に
木曽駒ケ岳に登ってきました。

190925木曽駒ケ岳
前日はルートイン駒ヶ根インターに宿泊、翌25日に菅の台バスセンターの駐車場から
乗合バスを30分乗ってしらび平まで行き、そこからケーブルカーで7~8分のところに
ある千畳敷の登山口へと向かったのです。今回、ケーブルカーを使用しての登山が
初めてのせいか、しらび平の標高1662mから千畳敷の標高2640m、標高差978mを
一気に登ることに少し不安もあったのですが、何とか無事に登山口に到着したのです。


下界ではまあまあの天気でしたが、千畳敷でケーブルカーから下車したときには
ガスのせいもあり、多少レンズに水分が掛かりましたが、時間がたつにつれ
ガスが取れていい天気になりました。

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千畳敷駅の建物です。ケーブルカーも結構満員になり、カメラを出すこともできず
そこの画像はありませんでした(笑)


それでもガスが取れてくると正面には宝剣岳とその稜線が見えるようになり、
登山道が見えるようになりました。
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かなり急こう配を登る登山道のようで、すこし不安になります。
稜線上の中心より少し右側の一番低いコルが分岐になっているようです。
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大勢の登山者が稜線のコルへ向かいます。きょうはウイークデーなのに
若い人が大勢いました。きょうは久しぶりの天気で皆さん出かけたのでしょうね。
仕事大丈夫なんでしょうか(笑)
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まだ、紅葉には早かったようです。草紅葉が多少あるぐらいでした。
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ガレ場の登山道を進むにつれ、急こう配の道が続きます。涼しい風が吹くのですが
やはり汗が出てきます。ゆっくりと休みながら登ります。
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乗越浄土にやっと到着。CT1時間となっていますが、我々はもう少し掛かっています。
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いかんせん、苦手な登りでしたので・・(笑)


そして、あれがピークと思いきや、中岳でした。あれを越えると一度激下りを
して、それから本峰に向かいます。もうガレ場の登りはいいやと思う我々でした(笑)
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周りの山が良く見えましたが、山の同定ができず残念でした😢
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さあ、頑張って登りましょう・・と自分を励ましながら。
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中岳到着(;^_^A
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中岳山頂から木曽駒ケ岳を眺めます。また下ってさらに登ります。
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今回は、駒ケ岳山荘で小休止。トイレ休憩、エネルギー補給をしました。

そして、またまたガレ場の登り。
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そして山頂到着。くたびれました(;^_^A
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木曽駒ケ岳神社も参拝。
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登山者が大勢いました^^/  天気は最高でした^^/
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短い時間でしたが、山頂より下山開始。途中の駒ケ岳山荘で簡単な昼食を済ませ
また、中岳へ登り返しました。

そして、中岳の山頂から、乗越浄土を見ると宝剣岳にガスが掛かっていました。
中岳からは下山のみ、ほっと一息しながら下山です。
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乗越浄土に着いてから、時間も早かったので伊那前岳に行ってみることに。
前方の山の脇をトラバースしながら軽い登りを歩きます。
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二回ほど偽ピークに騙されながらさらに歩きます。
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九合目の標識???と考えながら先に進むと・・・
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伊那前岳の標識。前方が伊那前岳の山頂のようです。
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伊那前岳の山頂に到着。結構時間が掛かりましたね。ところで途中の9合目の
標識についてどういうわけなのか帰宅後地図を調べたところ、乗越浄土の標識には
伊那前岳の山頂表示と北御所という表示があったことを思い出し、北御所は浄土乗越
の登山口なっているので、その九合目の表示だったとわかりました。
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この山頂から下ったところに、8合目表示が地図に書いてあったので、そこではじめて
理解することが出来たのでした。伊那前岳に登ってたつもりが北御所に下山して
いたようです(笑)

伊那前岳から乗越浄土に戻る途中から見えた千畳敷のケーブルカーの駅です。
30分ごとに発車するケーブルカーですがきょうは臨時にも発車しているようです。
結局、15:30の便にのり無事下山することができました。
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最終の菅の台駐車場には16:30ぐらいには到着することができました。
2956mの高山を登って降りてきたので、どこか一泊した登山の気分でしたが
考えれば朝登って夕方降りたという感覚がとても不思議でした。
きょうは中津川に泊まる予定にしているので、気分はゆったりでした。
























今まで履いてきた登山靴♪

登山靴の話の前に、8月のはじめにモンベル大山店に行って買い物を
してきました。なぜ、モンベル大山店に行ったかというと、夏の遠征に着用する
パンツが欲しかったので買い物をしたのですが、NancyがTシャツにも目移りして
結局買うことになったのです。ただ夏の遠征はNancyの体調不良により
中止となってしまったのでした・・(笑)

でも、山グッツの店に行くのは少し怖いところがありますね。とにかく
欲しい物がいっぱい!! 相手は商売ですから購買者の心をひきつける
工夫をしているのは分かりますが、それに簡単に乗ってしまう我が心の
情けなさに反省するのも事実ですね(笑)

モンベル大山店、時々辰野会長の御姿もこの近辺で見られます。
関西出身の会長が若いころ、ここ大山で冬山の訓練をしていたいうことは、モンベル
の広報にも書いてありました。

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モンベルのリッジラインのパンツを一本購入。右側は初めに購入したMサイズ
今回は同じMサイズですが裾が6cm短めのパンツにしました。

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なぜ、短めの裾にしたかというと、私の登山靴はどちらかというとハイカットが
多かったので短めにしたような訳で・・まあ、好みですけどね(笑)


これは、Tシャツ。DAISENと名前が入っているところは、少し気恥しさも
ありますが、頑張って全国に宣伝してきま~す(笑)
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ただ、大山と漢字で書いていなくてよかったと思います。大山と漢字で
書いてあると、八ヶ岳や上高地へ行くと大山(ダイセン)とは読まずおそらくは
神奈川の山、大山(オオヤマ)と読まれるのではないかと思いました。
余計な心配かもしれませんがね(笑)


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そんなことで、モンベルでの買い物について書きましたが、ここからは
登山靴のことについて書いていきたいと思います。


さて、これが今まで履いてきた私の登山靴です。右から古い順ですが
上段の右から、コロンビア、ローバー、ゴロー、スカルパ、そして下段が
アクアイガーです。古さからいうとローバーとゴローの間にアクが入ります。
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なぜ、アクを下に置いたかというと・・・・このような状態になったのです。
側のラバーが経年劣化のためにはぐれてきたのでした。
フエルト皮はまだまだ十分に使えると思えるのですが、じつは一度底の張替えを
していて、今回側のラバーを張りかえるには、底も張り替える必要があり、
底の張替えを二度しても耐久性がどうかなと思たのでした。
価格的には約二万円ほどかかるとのことでした。
DSCN8646
それともう一つ、元々この靴のサイズがUK7で日本サイズで25.5cmで通販で
購入したため、試し履きをせずに購入したものでした。
当初はピッタリと私のサイズとあっていましたので良かったのですが
サイズに余裕がなく、下りでは右の親指が痛く何回も爪を痛めていました。
気に入って履いた靴でしたが、販売店にアウトレット商品でサイズの大きめのを
希望してみたのですが、なかなか見つからず二万円で直してもまた爪を痛めるのも
分かっていることなので諦めるしかなかったのです。

それと今使っているアイゼンはセミワンタッチのアイゼンで後ろコバのある
登山靴が必要でした。コバなしの登山靴でもいいと思いましたが、こんどは
アイゼンの後ろベルトを交換しないと使用できません。
まあ、いろいろ悩んだ末に結局、新しく後ろコバ付きのスカルパを購入したのでした。
そして、サイズが問題でした。今回も通販で定価より少し安い靴を狙ったのですが
私の足は右と左とで大きさがわずかに違います。左はほぼ25.5cmと思ってましたが
どうも右は25.8cmぐらいで約26cmです。年齢が嵩むと足がむくんできますので
両方とも25.5cm以上の大きさになっているのではと思ったのです。

そこでスカルパのサイズ換算表をみると、スカルパはEU表示40=25.5cm
41=26.1cm  42=26.7cm  43=27.3cmとなっており、登山靴の場合実際の
足のサイズより1~1.5cmほど大きめが良しとされていますので、今回は通販でも
使用していなければ交換も可能でしたが、思い切って43=27.3cmを購入して
履いてみたところ、なんと良いフィット感で正解のサイズ^^/・・・・
もちろん厚手の靴下を履いていますよ^^
DSCN8514
里山で試しに履いてみたときのスカルパでしたが、下山時でも右足の親指には
違和感なく歩けたのに感激したのです。登山靴のサイズ選びは本当に大事なものと
改めて思いましたね♪

次は相方Nancyの登山靴です。やはり右からコロンビア、モンベル、ケイランド
そして、下段のがアクの登山靴です。
アクはコロンビアとモンベルとの間に入る古さですが、東京に帰省したときに
神保町の石井スポーツで購入したものでした。
ところでモンベルの靴は、先日修理から戻ったばかりで、靴底の全張替えが
終わったばかりでした。
登山をはじめて12~13年たつと一番の消耗品は靴ですね。履き心地がよく、
気に入った靴を見つけるのはなかなか苦労しますが、それを早く見つけることが
大切なことのように思います。
DSCN8632
ところでNancyのアクも経年劣化のせいか、靴底がはがれていました。
一番下の底がはがれかかっていますね。やはり購入後7~8年の歳月には
勝てないようです。
私のアクはコバ下からすべて交換していますがNancyのは一番下だけなので
本人いわく接着材で張り付けて貰えればいいと。雪の日に街中を歩くときに
使うだけで山には使用しないとか。
たしかに雪山に使う靴はあるからということのようです。
DSCN8640


そして、山で頻繁に使用するのはどうしても限られてくるようで、左の二足が
Nancyで、右の二足が私のということです。
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ただ、予備としては、かなり使い古した靴ですが、雨の日や雪の日の里山で
使用できる靴として、まだ捨てるのに勿体ない靴がこのローバーです。
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紐通しはまだ使用可能ですが靴ベロもかなり痛んでは来ています。この靴も
一度靴底の張替えをしましたが、その時に二回目も可能かと聞いたら、「う~ん
その時は外観が悪くなると思いますよ」といわれたことを思い出しました(笑)
DSCN8644
だから今は、この靴は履きつぶす予定で頑張ってもらっています。

ところで履かなくなったアクアイガーをどうすか、捨てるか、直すかと
迷っていたときに、Nancyが「捨てるなら燃えるゴミにお願い」といい、
「捨てる?なんか可哀そうだなぁ~」と言ったら「無機質なものにそんなこと
思う?」っていうから「車を廃車するときに、自分はそういったじゃないか」と
返したら「車は違うのよ」だって。???のUncle Edでしたぁ~!!








プロフィール

Uncle Ed

夫婦で登山しています。
相方はNancy。
歳相応の軟弱登山を
楽しんでいます。




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