山行二人 よもやま話

横丁の角を曲がれば旅人。このフレーズが好きな人間です。

2017年09月

秋の八ヶ岳遠征② Sep. 24~26, 2017

きのう25日は南八ヶ岳の赤岳(2899m)を、10時間かけて日帰り登山、
そしてきょう26日は、北八ヶ岳の西天狗岳(2646m)をこれもまた
日帰り登山で計画していたのですが・・・

さすがに昨夜宿泊した白駒荘に着いてからは、きょうの登山計画は、
我々にとっては少し無謀かな・・との反省をして、ゆとりのある登山を
しようということになったのです。

そして、その計画をしたのが下のルートでした。

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昨夜、18時近くに到着した白駒荘を起点に散策と、簡単な丸山登山を
計画してみました。丸山の標高は2329mアルプス並みの標高ですが
白駒池の標高が2115mなので標高差214mを登ります。
でも、山頂直下の登山道は長い直登だったのできつかったです。馬鹿に
できませんでした(笑)



この画像は下山時に写しましたが、この山荘はとても良かったですよ。
昨夜の食事の時は、宿泊客が30人ほどでそのときの食事が豪勢なこと。
山小屋並みの料金でしたが部屋は個室、サービスや対応については、
普通の山小屋とは違いますと従業員の方が自慢してました。

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確かに都会に近いせいかウイーク・デイなのに周辺には朝から人々が
集まっていました。帰りの駐車場も満杯でした^^

そう、そう蛇足ですが昨夜突然、従業員のリーダーから、我々が泊まる
部屋は昨年の秋??ぐらいに吉永小百合が撮影に来られ時に
衣装の着替えのために使用した部屋ですよ・・・といわれ、なんと???
返事してよいか(笑)移り香があるかも・・と返事して二人で笑いました。
ついでにタモリだったら喜ぶだろうな・・・とも言っておきました(笑)



さて、きょうの行動前に写した早朝の白駒池です。
一部紅葉が始まっていますが、本格的なのはこれからのようです。

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まずは池の散策から始めました。一周約45分とのことですが我々は
天狗岳に続く道がどんな道かを見たくなって、途中の湿原まで
行ってみることにしました。

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ニュウへの分岐に到着。木道を歩いてみました。

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苔むす樹林帯を、気持ちよく歩きました。

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朝日が差し込む森は綺麗でした^^/

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湿原に到着。

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すると野生のニホンジカが三頭、草を食んでいました。もう一頭が
いましたが森の中に入ってしまいました。まったく逃げずに落ち着いています。

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さあ、白駒湿地に到着しましたので、また白駒池に戻り池を周回しました。



う~ん? どこかで聞いたような名前。コケ丸君がたくさんでした。

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ジブリの世界!

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池周辺にあるもう一軒の青苔荘です。ここにはテン場もありました。

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小屋の前の道をさらに進み、丸山へ向かいました。

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詳しい情報を省いて、いきなり丸山頂上へ到着(笑)

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そして、山頂には麦草峠からの道が繋がっています。

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この山頂まで繋がるゴーロの直登はやはりきつかった。

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この山頂には長く滞在せずに即に下山。



青苔荘から歩いてきた道と、白駒池に繋がる道との分岐近くにある
高見石小屋到着。この小屋は美濃戸登山口の「やまのこ村」と
同系列の経営者が営業しています。ここの揚げドーナツとコーヒーが
美味しかったですよ♪

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そして、この小屋の横から・・・高見石に上ります。

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先行者がいましたので、そのあとに続きます(笑)もちろん、岩にも
〇印がついていますので安全ですよ。

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頂上からは青く輝く白駒池がよ~く見えました\(^o^)/

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高見石を下山後、またしばらく歩いて白駒池の到着、これできょうの散策が
完了しました。 時間は11時30分、ちょうど4時間ちょうどの山行でした。
きのうの疲れのリハビリ運動にはちょうどいい時間でしたね。

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そして、白駒池から約15分で・・・

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国道沿いにある駐車場に到着。きのうの夕方からの駐車料金は1000.-。
まあ、安い料金かなと思いました♪

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駐車場はすでに満車、人気な場所のようですね。
さあ、今日中に着くように帰ります。昨夜は疲労でよく眠れたので
きょうはすっきり・・・

12時すぎにここを出発し、自宅には22時40分ぐらいに到着でした\(^o^)/






















秋の八ヶ岳遠征 Sep. 24~26, 2017

久しぶりの遠征で八ヶ岳に行ってきました。
天気にも恵まれわくわく気分、ただ今回は、八ヶ岳連峰で最高峰の赤岳。
難度が少し高い山を日帰りで挑戦しようとしている我々には不安が一杯でした(笑)

まずはコース紹介。

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美濃戸登山口近くにある「やまのこ村」に前泊、そこの駐車場から
出発しました。何軒かの山荘を利用する人々はここまで車で入れますが
バス利用や日帰りの人々はここより下の美濃戸口から一時間ほどをかけて
登山口に到着です。


五時半近くにならないと明るくなりません。我々は少し明るくなってから
出発しました。

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山荘から10分ほどで登山口に到着。

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ここから右側の南沢に沿って入山です。

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苔むす樹林帯の中をこの清流に沿ってしばらく歩きました。

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時々堰堤もありました。

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水のない河原のようなところもあります。我々を追い抜くお二人は
親子でお父さんと娘さん、きょうは赤岳、阿弥陀岳へと向かうと
言ってました。元気なお二人です。気を付けて!!

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我々には、苔むす道が初めてなので感動もんでした^^

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日が高くなるにつれ、苔の色が綺麗に見えてきました

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行者小屋に到着。ここは赤岳鉱泉、地蔵尾根、文三郎尾根、阿弥陀岳への
分岐になるとこです。我々は地蔵尾根から地蔵の頭を経由し、赤岳山頂に
行く予定にしました。

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ここまでは、美濃戸登山口から2時間35分とほぼコースタイムで来ました。
しかし、軟弱登山隊の我々はここで大休止、作ってもらったお弁当を
食べたり、コーヒーと行動食を摂ったりしました。なぜならここから
地蔵尾根に向かうからでした。

地蔵の頭まで、距離はガーミンで計測すると約760m、その距離を
CTは1.41h(1時間25分)で登ることになっているので、歩行速度は
約0.54km、平素の軟弱登山の我々でも、平均速度1.5~2kmの
歩行速度だからそれよりも遅い速度で上がらなくてはならない、つまりそれだけ
きつい斜度を登らなければならないと不安になっていたのです。

そこでまずはエネルギー補給でした(笑)


約20分休憩したあと、小屋のわきから地蔵尾根に向かいます。

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途中、遠くには北アルプスの尾根が見えていました。

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だんだん、地蔵の頭が近づいてきましたが、まだ難所がたくさん(笑)
足に力が入らなくなってきました(笑)ただし、Nancyはしっかり
足に力が入っていると余裕です(笑)

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お地蔵さんが鎮座しています。もうそろそろ尾根かなと思いつつも
もうひと踏ん張りしなければダメなようです(笑)

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地蔵の頭に到着と同時に目に入ったのが、赤岳の山頂とその手前の
赤岳展望荘、山頂はまだ遠~い(-"-;A ...アセアセ

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なんと歩行時間はほぼCTで登っていました。驚き(*_*)
とにかくきついと思って足に力が入らないことを嘆きながら(笑)
登ってきたのですが、先の計算上、0.54kmはあくまで平均速度で
実際にそれに近い速度は、地蔵尾根の後半からでしょうね。



赤岳展望荘に向かう途中で振り返ってショット。
地蔵の頭は、矢印の真下あたりにあります。なんせ苦しかったので
分岐の標柱を撮ることを忘れてました(笑)

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そしてですね。またまた赤岳展望荘で30分以上大休止(笑)
山菜そばやコーヒーのおかわりなどをして過ごしてしまいました。
ここのコーヒーは美味しかったですよ♪



さあ、ゆっくりした後(少しゆっくりしすぎかな)赤岳山頂へと
向かいます。見ただけでもここを登るのか?などと不安を感じながら
登っていきました。

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岩の登山道を進みます。途中にはスラブ状の岩盤もありました。

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山頂直下の登山道にイワヒバリが餌をついばんでいました。
ぜんぜん逃げずに餌をついばむ仕草が可愛いので暫し静観です。
何を食べていたんでしょう♪

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そして、赤岳北峰の山頂へ到着。

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そして、奥に赤岳南峰の山頂がありますのでそこへ行きます。

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そして、赤岳山頂に到着しました。天気は良かったですが周りに
雲が出てきましたね。

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また、同じ山頂に赤嶽神社の祠もあります。

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山頂から見える赤岳山荘、下山はあそこには戻らずこの山頂を巻いて
下山します。

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赤岳山頂からは岩場を鎖や階段を使用し、中岳、阿弥陀岳の
山容を見ながら下山しました。右下には文三郎尾根の分岐が見えてます。
帰りは文三郎尾根を使用します。

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長~い階段、下りながらこの階段を利用するには・・と少し躊躇しました(笑)
でも、登ってくる人とたくさんすれ違ったんですね。どちらが楽なのか?(笑)

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やっと行者小屋に到着~う(-"-;A ...アセアセ さすがに人の姿が少ない
時間になりました。そして、小休止して出発。

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もと来た道を戻ります。


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やっと美濃戸山荘まえの登山口に戻りましたぁ~ヽ(^o^)丿 
到着は16時、山行時間10時間(休憩を含め)、コースタイムの1.3倍ですが
赤岳地蔵尾根から一周して日帰りできましたぁ~\(^o^)/

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昨夜止まった「やまのこ村」二階の一番左の個室でした。
やはり我々の遠征では前夜泊したほうが体調もいいですね。
「やまのこ村」の皆さん、お世話になりましたぁ~\(^o^)/

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さて、ここを引き上げてどうするか~ 今晩は一路・・・
茅野市白駒池湖畔の白駒荘に向かいます。ここから約1時間
さあ~頑張りま~す\(^o^)/


























秋の遠征 Sep. 25, 2017

久しぶりに天候に恵まれた遠征ができました^^/

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「・・ってなことで」〇〇〇山行、Sep.9, 2017

また、また「・・ってなことで」の山行ブログです(笑)
きょうは、久しぶりに大山・弥山に登ろうと思い、博労座の駐車場に
向かいました。ところが晴天の土曜日とあって登山者の多いことに
意気消沈した我々は、急遽川床に向かうことにしたのです。

川床からの山行だとすれば、やはり矢筈ケ山ですね。
久しぶりの矢筈ケ山です。まだ紅葉には早い時期ですが風は爽やかでした。
土曜日だったので、狭いスペースの駐車場はいっぱい、道路上の待避
スペースを利用しての駐車でした。



坂道を少し下って登山口へ向かいました。

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下山のときは、ここで洗顔。冷たい水が気持よかったですよ^^/
でも、今からは登りのはじまり楽しみは後に残して進みました。

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約45分で岩伏別れに到着。

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岩伏別れから約25分で香取の分岐に到着です。

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大休峠に近づくにつれ、苔の石畳が続きますがとにかく滑りやすい道で
細い荒縄を靴に巻き付けることが必要なのですが・・急遽変更したコースを
いま歩いている訳で~ぇ・・・縄は持っていません( ;∀;)

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それでも、滑る道を転倒せず無事大休峠に到着。
結局、2時間掛かっての到着は我々のCTでした。^^/

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ところで、ここまでの道々でNancyが突然、野田ケ山に行って見ようかと
発案するのです。

野田ケ山??? 私の頭には野田ケ山~親指ピーク~振子山と難易度の
高いコースのイメージが浮かんだのですが、「野田ケ山の山頂まで」と
あっさり言うNancyの言葉で納得した私でした(-"-;A ...アセアセ

この大休峠は、矢筈ケ山か野田ケ山、また一向ケ平への分岐となって
います。そのため到着したところでコースを決めるつもりでいたのですが、
ちょうど野田ケ山方面から下山してきた男性に遭遇し、道の状況を確認した
ところ、山頂までは藪漕ぎもなく綺麗な道でしたとの返事に勇気(笑)を
貰い野田ケ山に向かうことにしたのです。

ただし、野田ケ山には山頂らしい山頂はないと人づてに聞いては
いたのですが、その人も山頂には何もないと言われ、はじめての
我々とってはどこを山頂と定義して戻るか迷いましたが、とにかく
行動食を摂ってから登ることにしました。

そして、本題の「・・・ってなことで〇〇〇」はここにきて野田ケ山に
決定となりました^^/ 

登山道は、上の画像の右にある大木から左に見える二本の樹木の
間を通るように有ります。難易度の高いコースを歩く人々を
見ながら羨ましく思うときもありましたね(笑)


さて、はじめは低い樹木を潜りながら歩きました。おそらく前日の
雨の影響もあってか、水たまりも結構ありました。

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これ以外にも、倒木は有りました。

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倒木にはツキヨダケがたくさんありました。
もちろんこれは毒キノコ、ヒラタケに似ているので注意ですね。

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     山頂直下の急登の始まりです。

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クモキリソウ

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シュスラン

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珍しい花にあまり目がいかなかったのですが、この二種の花には目がいき
画像アップしました。



そして山頂、いや山頂付近に到着(笑)さらに進むといきなり下り坂に
なっていたので、ここが山頂付近かなと。GPSの標高では1346mとなって
おり、野田ケ山の標高1344mの近似値だったので勝手に山頂付近と判断
したわけです^^ 約45分で到着しました。

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でも初めて見る景色ですので感激。大山東壁? そしてわずかに三鈷峰に
繋がる稜線・・



さらには、難所の親指ピーク。白く見える岩壁を右に巻くそうです。
高度感は抜群のようです(笑)鳥取西部地震、近年では鳥取中部地震でも
崩落があったとのことで余計に難所になっているようですね。

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振子山の登りもきつそう( ;∀;)
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最後に三鈷峰のアップです。

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ゆっくり休憩できる場所も、そこにはなかったので小休止後は、そそくさと
下山開始。下山途中では、きょう行ったかも知れない矢筈ケ山へ繋がる稜線を
ショットして降りてきました。

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大休峠に着くと、出発の時に出会った人とまた出会い、どうも小屋で昼寝を
していたようで、「えらく早い戻りができましたね」といわれ、二人顔を
見合わせた次第です(笑)正直、直下の直登はきついなと思いながら登って
いたので余計ですね。それでもきょうは思いがけない楽しい山行ができて
満足した一日でした^^/




最後に顔をあらった清流近くに咲いていました。

ツリフネソウ

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登山口に到着。本日の山行時間は6時間15分でした。

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紅葉時期にはまた出かけてみたいコースでしたよ^^/


































野田ケ山 山頂付近から Sep. 9, 2017

中央より少し右に、雲で霞む三鈷峰。

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比婆山連峰 吾妻山 1238m Aug.29, 2017

山では秋の花がたくさん咲いていましたよ!!
きょうは秋の気配を感じさせる花でまとめてみました^^/


少し薄曇りの稜線、でも時々日が差し涼しい風に癒されながらの山行になりました♪

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タムラソウとヒョウモンチョウ

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ウメバチソウ

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マツムシソウ 今頃は出雲峠でもマツムシソウが見られるかも・・・

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ツリガネニンジン

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ワレモコウ 少しピンボケ(笑)

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ヤマジノホトトギス

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サラシナショウマ 

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ピンクのスイレン

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ツユクサ

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山頂標識 大山は見えなかった( ;∀;)

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キュウシュウコゴメグサ

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ホソバノヤマハハコ

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イヨフウロ

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ネジバナ

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アキノキリンソウ

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ススキ

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カワラナデシコ

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ハギ

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オミナエシ

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フシグロセンノウ もう少し色は鮮やかでしたが・・(笑)

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最後はまたまたスイレン・・・
白と薄いピンクのスイレン

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白のスイレン

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秋の七草のうち、ススキ、カワラナデシコ、ハギ、オミナエシは見ることが
できましたが、クズ、フジバカマ、キキョウは見られず残念。
でも、もう少しあとになればこれらも見られることでしょうね♪
























プロフィール

Uncle Ed

夫婦で登山しています。
相方はNancy。
歳相応の軟弱登山を
楽しんでいます。




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