山行二人 よもやま話

横丁の角を曲がれば旅人。このフレーズが好きな人間です。

2011年10月

比婆山の紅葉とその周辺

天気にどうしても恵まれず、多少の曇りや雨でも決行することにして、きょうは広島県境へと
向ったのでした。
 
日曜日も曇り時々雨、そして今日も。 しかし考えてみれば、今年はまだ綺麗な山の紅葉は見ておらず
是が非でもとの思いが比婆山へと向わせたのでした。(まぁそんな深刻なことではないのですが・・)
 
 
 
 
  どうですか? この天気は。 いざ登ろうとしたときから雨が降り出し、さっそく合羽に着替えたのでした。
  そして、登ってる最中も小降りなったものの、雨は止むわけでもなく、合羽は着っぱなしの山行でした。
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   カメラは濡れるといけないのでザックにしまい、しばらくは足元を見ながらの山行でした。
   しかし、色づいた葉を見るとどうしてもシャッターを押したくなり、カメラを取り出して登りだしました。
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          だからきょうは、登山道よりも色づいた葉を追っかけてシャッターを押しました。
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   高度が上がるにつれて、見事な紅葉(黄葉)が見られるようになりました。 日が照ればもっと
   見事だと思いました。
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   一気に立烏帽子まで飛びます。ホツツジの葉が見事に赤く染まっていました。
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  これは、もう下山時のショットですが、雨脚が強くなりガスも掛かったて周りの景色も見えなくなりました。
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山の紅葉は、予想以上に見事に染まっており、この分だと明日から天気が回復するので
比婆山の紅葉は見ごろになるのではないかと想像しています。
 
比婆山の紅葉ショットはもう少しありましたが、今週中にはもっと紅葉も綺麗なるでしょう、という
報告で今回は終わりに致します。
 
 
 
 
ところで下山後、帰りの道すがら素敵な紅葉(黄葉)のロケーションがたまたま目に入ったので
その時のショットをご紹介します。
 
   県境に近い広島県側の民家が、たまたま目に入り素敵なロケーションだなと思ってショットしました。
   県道沿いの川を挟んだ向こう側にある民家でしたが、庭に植えられた樹木の紅葉(黄葉)が絵になると
   わたしの勝ってな思い込みでショットしてみました。
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   もうひとつはですね、島根県横田町にある八川小学校の校庭に植わっているイチョウの木の見事な
   黄葉ですね。 毎年秋になるとこのイチョウの木が見事に黄葉することを知っていたので今日は
   授業中でしたが思い切ってショットしてみました。 この奥にもう1本イチョウの木があるのです。
   大きさを比較するため、Nancy(167cm)を立たせてみました。
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   これはなにか分かりますか? イチョウの葉に混ざって銀杏がいっぱい落ちてました。
   銀杏の実が熟れた状態で落ちてましたので、例の独特の香りがしました。 じつは拾って帰りたいと
   思ったのですが、おそらくここの生徒さんたちも、拾うのを楽しみにしているのではないかと思い
   止めることにしたのです。 拾ってもしばらくはさらに水につけて処理しないとうまく種が取れないと
   思いましたが。 銀杏は炒って食べるとおいしいですよね。 わたしの好物です(笑)
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今回も天気の回復が望めない山行になりましたが、でも、思った以上に見事な紅葉を見ることができ
満足しての帰宅となりました。
 
そして、今週は天気が良ければ、まだ紅葉が見られる期待が持てるのではないかと思っているのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

秋の街路

移り行く季節の中、秋を求めて街中を散策^^/・・・・・・・なんてロマンチック発想とは程遠い
山に行けなかった反動で街中を歩いてきたのでした(笑)
 
きょうは当地は朝から小雨、どんよりしたお天気を恨めしく思い青空が見えることを
期待したのですが結局は無理でした。
 
一時は近所の里山へとも思いつきましたが、暗い山道にあまり気も乗らず、まして紅葉も
もうしばらくはお預け状態であれば、運動不足解消にとせめて街中へと出かけたのでした。
 
そして、秋の気配が感じられる被写体を期待して、一応カメラもサブザックに詰め込んでの
散策でした。
 
さらに、なんの目的もなく歩くのもつまらないので、立山の「山と高原地図」を購入する目的で
本屋へ、こちらの本屋は郊外型のため通常は車ですが歩くとなると30~40分は
かかるのでちょうどいい距離なのです。
 
まぁ、低山の紅葉ももう少し時間が掛かるので、きょうはせめて街中の秋の色合だけでも
楽しめたことが良かったかも知れませんね♪
 
 
 
 
じつはこの景観は当地ではなく、二週間前に奥出雲の横田町へ出かけたときに写したものです。
横田町の町は綺麗に整備され、メイン通りの街路樹が色づきはじめていました。
標高がこちらより高いため、色づきも早いようです。
 
      ちょうどわたしの左手に横田の駅があります。
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はい、いきなりわが町へと戻りました。 これはきょうのことです。
ホームセンターは今はどこにもありますがわたくしがよく行く店のまえの街路樹も色づいていました。
ただ、まだ本格的ではないと思っているのですが、夏の影響がすこし心配ですね
  
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             どうですかね! 秋らしくはあるのですが山はまだですかね~
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この周辺にある古墳公園の上から眺めた町並みです。
下にある赤い屋根が、本屋とビデオ・CDのレンタルをしているお店です。 きょうは日曜日
駐車場はいっぱいでした。
下に写っているのは市内のバイパスで山陰道に繋がっている道です。
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これは、大人の落書きではないですよ~
この絵は、バイパスの下を通っているトンネル内に、小学生たちが薄暗い殺風景なトンネル内を
少しでも明るくして、犯罪が起こらないようにと願って書いた絵なのです。
とてもカラフルな色合で両面の壁に描かれていました。
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ここは、帰り道にとおった通称 「けやき通り」 その名のとおり、けやきが道路に沿って植えられています。
すべてが色づいてはいませんが、忍び寄る秋を感じさせるものがありました。
この道は、わたしも好きな道でウォーキングによく使っていた道です。
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             沿道に咲く花々。 誰かが管理しているのでしょうね。
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この道すがらにある、フランス料理店。 木々に囲まれた素敵なお店です。
市内にあるフランス料理店でも、さきがけのような店だと思います。
甥の結婚披露宴ではこのお店を使ってました。清楚な店でよかったですよ。
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今日一日、曇りや小雨で山登りをあきらめたのですが、やはり山登りをしたかったとの思いが
秋を感じさせる街中を歩かせてしまいました。
 
全工程3時間、結構疲れてしまいました(笑) 山登りの3時間は大したことはないのですが
街中を3時間は以外と疲れます。 なぜだろうか? なんて考えてしまいます。
 
でも、だらだら部屋で過ごすのも疲れますので、体を動かして疲れたほうがいいのかも知れませんね♪
そう思って足腰の訓練をしましょう^^/♪
 

紅葉を期待したのですが・・・

やはり、紅葉にはまだ早かったようです。
そして、なによりも予想以上の強風に悩まされ当初の目的を変更し、ピストンでの
山登りになったことがすこし残念でした。
 
今回も、三瓶山一周の縦走を考え、前回とおなじ女三瓶~男三瓶~子三瓶~孫三瓶~大平山の
約5.5時間の縦走予定で東の原登山口から登り始めたのです。
 
ところで当初、天気予報は曇りのち晴れ、風速が1~2mと穏やかな予想をしていたのですが、
天気はまあまあでしたが、いかんせん風が予想以上に強く、10m以上の風が絶え間なく吹いて
いたのでした。
 
大山山頂では、15~20mの風が吹くとの予想でしたので、大山を取りやめて三瓶に来たのですが
なかなかそうは問屋が卸しませんでした(笑)
 
しかし、三瓶山周辺にも薄日が差し始めてまあまあのコンディションと思ったので、期待を込めて
いつものとおりリフトわきの登山口から登り始めることにしました。
 
 
      きょうは日曜日、駐車場からみたリフト乗り場、そして女三瓶山の姿です。
      登山者の姿もちらほらと見える時間帯になりました。われわれは左の道を進みます。
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ここの登山道は、牛の放牧場にもなっており、いや、放牧場に人間(我々が)がお邪魔していると
いったほうがいいぐらいに、牛糞があちこちに落ちています。ですからそれらを上手によけて登って
いく必要があります。あまりよそみをしていると踏んずけてしまいますよ。馬糞と違って背は伸びないと
思うのですが(笑)・・・・・
      
      肥沃な土地??のせいか山ブドウがありました。 
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いまの時期でもナデシコが咲いています。 秋の七草の一つですから当たり前かもしれませんが
夏の山地のイメージ強いためかふとそう思ってしまいます。
 
      ナデシコ (少しアングルに失敗しました(笑))
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この花は、たくさん咲いていました。 ラッキョウというイメージとは離れた可愛い花で
花の数が多いと、その花全体が丸みを帯びてさらに可愛く見えますね。
      
      ヤマラッキョウ
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山頂に近づいてきました。 この樹林帯を抜けるとリフトの駅がみえてきます。
紅葉の絨毯とまではいきませんでしたが、落ち葉を踏む足の感触はとてもいいですね
    
      このような道が続くと山登りも楽ですね♪
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突然! 和牛ステーキ! いや黒毛和牛が顔覗かせ、わたしたちを凝視してます。
「いや、とてもすてーきな色艶だねと褒めてたんだ」と言い訳しながらすかさずワンショット(笑)
 
      そ知らぬ顔で、草を食べていました。 登山者にはなれているのかも知れませんが
      かつて牛に襲われたという話は聞いてませんね。 
      むしろ、えげつない人間が牛を襲うかもしれないから、「気をつけて」といいたくなりました。
      
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いよいよ、リフト終点駅が近づいてきました。
この坂をのぼり切ると駅になります。
 
       もう、ひとふんばりで駅に到着・・・・・
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その前に、道すがらに咲いていた野菊の花。 
      
      ノギク (正式名称はちょっと分かりませんでした)
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終点駅に到着です。
 
      この駅は大平山山頂近くにあり、見晴らしのいい展望所にはハイヒール(表現が古い)でも
      登れるところです。
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右側を覗くと、ごらんのとおりリフトです(説明抜きでもすぐ分かりますね><)
ただ、山登りをする人間にとっては、観光とちがうので絶対にリフトは使わない!などという
プライド(決して自慢してませんよ~)・みえがこころの片隅にちらちらあって、そうしないと
登った!!という達成感が味わえないようになってしまいましたね
北アルプスで利用するケーブルカーなどとは違って、低山でのリフト使用は特にそのように感じてしまいます。
 
      ところがです。下山にはこのリフトを利用することになるのです。
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きょうは日曜日、県外からの登山客も多く、皆さんは広島からツアーでこられた方々のようでした。
 
      約30名ほどのツアーの方々で、わたしたちと同じコースを歩くようでした。
      わたしたちは道を譲っていただき先行することにしました。
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      イヨフウロ
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      アキノキリンソウとノギク
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このころから、上昇するにつれ風がつよく吹いていることが気になりだしました。
 
      女三瓶の展望所から孫三瓶と室内池(西側)
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      孫三瓶と子三瓶(西側)
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     そして、これから向う男三瓶(北側) きょうも右(東)から左(西)へのコースを予定したのでした。
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      東側の女三瓶山頂。
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紅葉はというと、まだ完全な紅葉にならずくすんだような色合の葉が多くみられ、枯れて落ちた葉も
たくさんありました。 日があたればすこし色づいた感じもするのですが、日があたらないとあまり
パッとしないものでした。
 
      女三瓶から男三瓶へ向う従走路。 風が強く吹いています。
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くぼ地の登山道では、風もあたらずホッとする場所ですがススキの頭は大きく揺れていました。
 
      はやくも男三瓶から下山されている登山者もいました。
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わたしたちが山ではじめてみたセンブリの花です。
ご存じのようにセンブリはせんじ薬として使われる植物だとおもいます。
わたしには苦いイメージがあるので、この花を見たときなんと可愛い花なんだと
思うほどに、イメージが変わってしまいました。
 
「きれいな花には棘があり」「良薬は口に苦し」と昔からいわれていますが、「可愛い花は
口に苦し」という新語もあってよしかなと、ひとり悦に浸っております(笑)
 
 
      センブリ
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      男三瓶向う稜線での風。西から東に吹く強いがでした。ススキの穂も強く揺れてます。
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       しかし、ところどころの木々も色づきはじたところがありました。
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      鮮やかさに欠ける色合ですが、秋を感じる風景でした。
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      子三瓶 さあこの強風の中をあそこまでいくかどうするかの思案したところです。
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      ヤマハッカ
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なんだかんだと思案しながら、結局山頂の山小屋に到着、先客がかなりいましたが、隙間に
寄せていただきそこで昼食を食べたのです。
 
皆さんの話の中ではピストンして下山するという方もいらっしゃれば、別コースで下山するという
方もいらっしゃり、さて我々はどうするかと、まだ迷っていました。(決断が遅い!!)
 
ただ、強風は収まる気配ありません。 とりあず食事を終えて小屋をあとにし山頂標識のあるところまで
いくことにしたのです
 
      ススキの原の風は相変わらず強風です。
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山頂は、登山者の姿もまばら、なにか寒々していました。 もちろん登山者は大勢いらっしゃるのですが、
山頂はふきっさらしで寒いので山頂の陰に隠れている人たちもいました。
 
      男三瓶山頂
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わたしたちも迷ったあげくに、今回はもと来た道から下山することに決定し、周回コースは
強風のため止めることにしました。
 
強風による危険性はさほどではないと思うのですが、帽子は飛ばされそうになるは風が体に
あたるだけでも疲労感が増すということを考える、あまりおもしろくもないなあという思いから
止めることにしたのです。
 
ところで山行中にときどき娘からNancyに電話が入り、何事かを話しているようすで
聞くところ六年生の孫が少年野球のマクドナルド杯で、ひよっとして県優勝するかも知れない
出雲市斐川町の出雲ドーム横の野球場で決勝戦がはじまるという連絡があり、時間と距離を
計算すると何とか間に合いそうだということで、急遽そちらに向うことになったのです。
 
そのためあほな「ジーババ」は、ゆっくり慌てず早足で下山し、途中あれだけプライドを気にしていた
リフトも¥450/1人を支払い、ついにそれを利用して下山してしまったのです~~;
 
そして、孫の少年野球の結果は逆転して””優勝しました”” ってなことで今回の
山歩きは良かったのやら悪かったのやらでした。  
もちろん孫の優勝はよかったですよ~~♪
ただ、別な面でのハラハラ・ドキドキの1日でした^^/
 
 
 
 
 
 
 
 
 

国譲り神話

古事記が伝える葦原中つ国(地上世界)の国譲り交渉をめぐり唯一、高天原の使者タケミカヅチに
力比べを迫ったのが、オオクニヌシの次男タケミナカタだった。
 
しかし、タケミナカタがタケミガヅチの手を掴んで力比べをしたとき、タケミガヅチの手が剣の刃に
変化。 切れ味するどい刀剣の神のまえに、タケミナカタもおじけづき、出雲から遠く信濃の国
まで逃げたが、諏訪湖のほとりに追い詰められた。
 
タケミナカタはタケミカヅチに殺されそうになり命乞いの果てに服従し、国譲りを認めた。
タケミナカタの敗北により、オオクニヌシは国土奉献を余儀なくされる。
 
出雲市斐川町には、「出雲国唯一剛勇の神」タケミナカタを主祭神とする鳥屋神社があり
境内には「出雲国譲り決戦地」とされている。
 
斐伊川町内には、タケミナカタを祭る神社と元宮が7社も集中する場所があるが
タケミナカタは現在、信濃の諏訪大社(諏訪市)の主祭神になっている。
そして、同地にはタケミナカタがオオクニヌシと結婚した高志(コシ){越=新潟を含む北陸地方}の
ヌナカワヒメとの間の子とする伝承があり、このことからタケミナカタは北陸経由信濃に逃げたと
いう考え方も浮かんでくる。
 
このことから、国譲り神話から「日本海文化圏の崩壊」を読み解き、出雲と高志(越)のつながりを
ヤマト王権が分断したと捉えることもできるのである。
 
(以上、山陰中央新報 2011年10月15日付け 神話のふるさとより抜粋)
 
 
きょうは、この抜粋した記事に関係あるところの紹介をしたいと思います。
 
 
             上述の記事はこの新聞からの抜粋でした。
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      荒神谷跡跡 ここは全国的も知られるようになった多量の銅剣や銅矛が発見された場所です
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      おなじ敷地内にある古代ハスが植えてあるところです。大賀ハスで有名です。
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      ハス畑と遠くに見えるのは古代米をハデボシしているところです。
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      銅鐸・銅矛の発見再現
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      銅鐸と銅矛の発掘状況を再現   6個の銅鐸 16本の銅矛
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      銅剣の発掘再現
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      銅剣の発掘状況を再現   358本の銅剣
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      整然と並べられて埋められていました。
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      平日のためか、観客はわたしたちだけでした。 静かな谷間に埋設場所がありました。
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ところで、さきの抜粋した記事の中で、斐川町内にタケミナカタを祭る神社と元宮が7社も集中する
ところがあると書いてありましたが、その7社が集中する場所が、この荒神谷史跡の周辺なのです。
 
タケミカヅチに敗れたタケミナカタを祭る社が集中するこの荒神谷史跡に、なぜ大量の銅剣・銅矛が
埋められていたのか・・・・・・(再びこの新聞記事によれば)
 
つまり、ヤマト王権が出雲と高志(越)を分断するがために、出雲の国の開け渡しを要求したのが
国譲り神話であり、そしてオオクニヌシから引き継いだ出雲の宝物を、ヤマト王権に渡さんがため、
隠して埋めたものが荒神谷史跡の銅剣・銅鐸・銅矛ではないかという説でした。
 
弥生時代の大量の銅剣に、そのような歴史的秘話があるとすれば、レプリカの銅剣でも
発掘当時を再現したその場所には、歴史の重みのようなものを感じ感動的でした。
 
今回は、古代の歴史を感じるいい機会でした。
 
 
 
 
 

プロフィール

Uncle Ed

夫婦で登山しています。
相方はNancy。
歳相応の軟弱登山を
楽しんでいます。




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