春の近づいた大山ですが、いまだ積雪は多く6合目の避難小屋や頂上の小屋も雪の下になっていました。
頂上の気温はマイナス5度以上でしょうか。真っ暗な頂上小屋の中にいても
深々と寒さが伝わってきます。
幸いに風は穏やかでしたが、頂上はやはり真冬並みでした。
しかし、日曜日ということで大勢の登山者、ボーダーで賑わった大山でした。
南光河原は満車、博労座の駐車場へ移動。頂上の雲が気になりました。
登山道の雪も良く締まって歩きやすい道でした。
標高が高くなるにつれ、樹氷が見られるようになりました。
再び大山の樹氷が見られたのは幸せでした。
3~4合目の標識が確認できず、5合目は分かったのですがここは6号目
じつは、前方の二人が座っている位置が6合目でした。
二人が座っているところからすこし左に下ったところにこの穴が。
6合目避難小屋の入り口が見えました。
直登は、さらにさらにと続きます。
草鳴社ケルン(7合目半)付近の賑わい。ボーダーが綺麗なシュプールを
描いて元谷方面に滑走していきました。
雲が晴れて三鈷峰も綺麗な姿を見せました。
望遠でユートピア小屋を写したところ、小屋に人影と山腹にトレースが
見えました。
弥山頂上付近、雲もとれてきました。
木道は雪の下。ひたすらにまっすぐ登ります。
頂上にある石碑も雪の下。頂上の避難小屋も雪の下です。
9合目付近の雪。
下山途中で見えた剣ヶ峰付近の登山者。
一旦らくだの背方向に歩いていたのですが、途中で引き返していました。
やはり危険と思われたのでしょう。懸命だったと思いますね。
博労座からの大山遠望。やはり雪の大山はとても綺麗でした。
いま、思うこと・・・
今回、三週間ぶりにブログをアップしましたが、どうしても東北関東
大震災の被災者の方々のことを思うとアップすることができませんでした。
被災された方々に微力なわたしたちが何をできるかを考えたとき、とにかく
いまは義援金で応援することしか考えられませんでした。
そして、すでに「とても、とても」頑張っていらっしゃる被災者の方々に
それ以上に「頑張って!!」とは言えるわけもなく、ただただ穏やかに
暮らしていられる自分たちは、今回被災された方々の犠牲でなりったって
いるのではないかと自分を戒め、被災された方々の悲しみやよろこびを
共有することが今は必要だと思っているのです。