さて、まだ梅雨明けにならない山陰地方は、天気予報も当たらず外れず、
雨予報が出ても我が町には雨が降らず、かといって夜中にしとしとと降り続く、
きょうこの頃です。

また、蒸し暑かったり、寒かったりの繰り返しがあって体調がおかしくなります。
べつに気象庁に文句を言っても始まりませんが、山登りをする人間にはすっきりと
した天気がほしいものですね。

そんなわけで、山のブログネタがなく、なんとなく我が家を見渡すとこんなものが
目についたのでブログに挙げてみました^^ つまらないと思ったらスルーもOKです^^

それは浮世絵です。若い方にはあまり興味はないでしょうが、喜多川歌麿の
浮世絵でした。そして、題名が「両国の花火」。

来月になれば、いろいろなところで花火大会が開かれと思います。
昔にくらべ花火大会も盛大になり、おおきなイベントになってきましたね。
我が町も8/3、8/4にそれぞれ水郷祭があり、1万発以上の花火が打ち上げられる
予定ですが、私がまだ東京に居たときにはこんな盛大な花火など見たこともなく、
真下から打ち上げる花火とその音に感動したことを今でも忘れることができません。

ところで、「江戸の花火」と言えば「両国の花火」、その昔は大いに賑わった
そうですが私の子供のころに何回か見た大会も、ゴミや火災の危険からか途中で
中止になり、結局、私が東京に居たときには、花火大会が再開したという記憶も
ないのです。

そこで、きょうは「両国の花火」とはどんなイベントだったのかを、色気のある
女性をバックに、当時の夕涼みを想像するのもいいかなと思って載せてみました^^/

まずは両国橋の橋の上のひとだかり。今の隅田川の花火大会でも、このように混雑
すると思います。隅田川には今も柳橋あたりから船が出るかもしれませんね。
解説によると、薄桃色の絣文様の着物を着た婦人は若い芸者、そして右のやや年増な
女性は料理屋の女将らしく、豪華な帯をしめている。
そして、その二人を案内しているのが茶屋の子供とのことです。

両国花火1


次の絵の解説は、白い扇子を持っているのが若い芸者、子供を連れている女性が
かたぎの妻女とのこと。素人と玄人の境をきっちり分けずに書くのが歌麿の
美人画の特徴でしょうかね。

両国花火2


縁台で煙草を吸って休んでいるのが茶屋の女将、右手にはその下女らしい少女がいて
左手には当時の名優瀬川菊之丞の紋所をつけた団扇をもっているのが両国にあった
水茶屋の看板娘と思われると、書いてあります。

両国花火3


そして、最後は、両国橋をバックに七名の女性と子供二人を合わせて、それぞれの
ロケーションを合体させて出来上がっているのが「両国の花火」とのこと。
素人は美人画と言われても、顔はうりざね顔で、かたぎなのか玄人なのかわかり
にくいこともありますが解説を読み、それぞれの仕草をじっとみると、素人・玄人関係
なく女性の色香が見えそうになってくるのが不思議かなぁと・・・分かったような
分らんようなUncle Edでした(笑)

パノラマ 1