久しぶりの遠征で八ヶ岳に行ってきました。
天気にも恵まれわくわく気分、ただ今回は、八ヶ岳連峰で最高峰の赤岳。
難度が少し高い山を日帰りで挑戦しようとしている我々には不安が一杯でした(笑)

まずはコース紹介。

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美濃戸登山口近くにある「やまのこ村」に前泊、そこの駐車場から
出発しました。何軒かの山荘を利用する人々はここまで車で入れますが
バス利用や日帰りの人々はここより下の美濃戸口から一時間ほどをかけて
登山口に到着です。


五時半近くにならないと明るくなりません。我々は少し明るくなってから
出発しました。

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山荘から10分ほどで登山口に到着。

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ここから右側の南沢に沿って入山です。

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苔むす樹林帯の中をこの清流に沿ってしばらく歩きました。

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時々堰堤もありました。

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水のない河原のようなところもあります。我々を追い抜くお二人は
親子でお父さんと娘さん、きょうは赤岳、阿弥陀岳へと向かうと
言ってました。元気なお二人です。気を付けて!!

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我々には、苔むす道が初めてなので感動もんでした^^

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日が高くなるにつれ、苔の色が綺麗に見えてきました

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行者小屋に到着。ここは赤岳鉱泉、地蔵尾根、文三郎尾根、阿弥陀岳への
分岐になるとこです。我々は地蔵尾根から地蔵の頭を経由し、赤岳山頂に
行く予定にしました。

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ここまでは、美濃戸登山口から2時間35分とほぼコースタイムで来ました。
しかし、軟弱登山隊の我々はここで大休止、作ってもらったお弁当を
食べたり、コーヒーと行動食を摂ったりしました。なぜならここから
地蔵尾根に向かうからでした。

地蔵の頭まで、距離はガーミンで計測すると約760m、その距離を
CTは1.41h(1時間25分)で登ることになっているので、歩行速度は
約0.54km、平素の軟弱登山の我々でも、平均速度1.5~2kmの
歩行速度だからそれよりも遅い速度で上がらなくてはならない、つまりそれだけ
きつい斜度を登らなければならないと不安になっていたのです。

そこでまずはエネルギー補給でした(笑)


約20分休憩したあと、小屋のわきから地蔵尾根に向かいます。

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途中、遠くには北アルプスの尾根が見えていました。

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だんだん、地蔵の頭が近づいてきましたが、まだ難所がたくさん(笑)
足に力が入らなくなってきました(笑)ただし、Nancyはしっかり
足に力が入っていると余裕です(笑)

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お地蔵さんが鎮座しています。もうそろそろ尾根かなと思いつつも
もうひと踏ん張りしなければダメなようです(笑)

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地蔵の頭に到着と同時に目に入ったのが、赤岳の山頂とその手前の
赤岳展望荘、山頂はまだ遠~い(-"-;A ...アセアセ

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なんと歩行時間はほぼCTで登っていました。驚き(*_*)
とにかくきついと思って足に力が入らないことを嘆きながら(笑)
登ってきたのですが、先の計算上、0.54kmはあくまで平均速度で
実際にそれに近い速度は、地蔵尾根の後半からでしょうね。



赤岳展望荘に向かう途中で振り返ってショット。
地蔵の頭は、矢印の真下あたりにあります。なんせ苦しかったので
分岐の標柱を撮ることを忘れてました(笑)

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そしてですね。またまた赤岳展望荘で30分以上大休止(笑)
山菜そばやコーヒーのおかわりなどをして過ごしてしまいました。
ここのコーヒーは美味しかったですよ♪



さあ、ゆっくりした後(少しゆっくりしすぎかな)赤岳山頂へと
向かいます。見ただけでもここを登るのか?などと不安を感じながら
登っていきました。

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岩の登山道を進みます。途中にはスラブ状の岩盤もありました。

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山頂直下の登山道にイワヒバリが餌をついばんでいました。
ぜんぜん逃げずに餌をついばむ仕草が可愛いので暫し静観です。
何を食べていたんでしょう♪

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そして、赤岳北峰の山頂へ到着。

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そして、奥に赤岳南峰の山頂がありますのでそこへ行きます。

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そして、赤岳山頂に到着しました。天気は良かったですが周りに
雲が出てきましたね。

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また、同じ山頂に赤嶽神社の祠もあります。

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山頂から見える赤岳山荘、下山はあそこには戻らずこの山頂を巻いて
下山します。

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赤岳山頂からは岩場を鎖や階段を使用し、中岳、阿弥陀岳の
山容を見ながら下山しました。右下には文三郎尾根の分岐が見えてます。
帰りは文三郎尾根を使用します。

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長~い階段、下りながらこの階段を利用するには・・と少し躊躇しました(笑)
でも、登ってくる人とたくさんすれ違ったんですね。どちらが楽なのか?(笑)

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やっと行者小屋に到着~う(-"-;A ...アセアセ さすがに人の姿が少ない
時間になりました。そして、小休止して出発。

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もと来た道を戻ります。


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やっと美濃戸山荘まえの登山口に戻りましたぁ~ヽ(^o^)丿 
到着は16時、山行時間10時間(休憩を含め)、コースタイムの1.3倍ですが
赤岳地蔵尾根から一周して日帰りできましたぁ~\(^o^)/

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昨夜止まった「やまのこ村」二階の一番左の個室でした。
やはり我々の遠征では前夜泊したほうが体調もいいですね。
「やまのこ村」の皆さん、お世話になりましたぁ~\(^o^)/

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さて、ここを引き上げてどうするか~ 今晩は一路・・・
茅野市白駒池湖畔の白駒荘に向かいます。ここから約1時間
さあ~頑張りま~す\(^o^)/