久しぶりの雪山でした。さほどの降雪は期待していませんでしたが
それでも雪の上を歩くことを楽しみに広島県民の森へと出かけました。
きょうは土曜日のクリスマスイブ、積雪が多ければスキー客も多いはず
でも、天気予報では降雪量が少ないのと出てましたので果たして今日は・・・

4af230a2.jpg


こんな感じのコースを歩いてみました。公園センターから立烏帽子山へ
そして、池の段へ。はじめピストンを考えていましたが途中で周回に
切り替え、越原経由で公園センターにもどることにしました。



天気予報は見事に当たり、スキー場はまだ閉鎖。そのため駐車場もガラガラ
登山者の姿は我々二人のみ。 淋しい気持ちを抑え意気揚々と歩き出しました(笑

3221299b.jpg





展望園地から牛曳~伊良谷方面

f5e41ca5.jpg




少しづつ標高が上がるにつれ、登山道の雪も深くなりました。
それでも10cm未満の雪でした。

05d95444.jpg




ところが北側の斜面は温度が低かったせいか、まだ樹氷を見ることができました。

79123ded.jpg




立烏帽子下の避難小屋。もちろん誰もおりません。
とりあえずここで昼食です。

dfdaf425.jpg





昼食後、立烏帽子へと登りました。立烏帽子の北側はまだ樹氷が多く見られ
期待以上の樹氷を見るとこができました。

5410a0a5.jpg




そして薄曇りの空に、わずかな光が差したとき、イブにふさわしい光景が
見られました。ここで天使の梯子が見られればもっと良かったかもしれません。

faa154b2.jpg




青空が見えてきました。やはり樹氷には青空かも♪

80dc9ecf.jpg





ここは岩場もある山で、きょう我々が初めて歩いたので、雪で見えない枝に
足を滑らせたり、石に躓いたりと普段経験のない歩きをしてきました。
おそらく雪がもっと多く積もれば北側が急斜面になり、トレースでもない
かぎり山行不能な場所になると思いました。

19cfb51c.jpg


それでもきょうは未熟な我々でも歩ける程度の積雪だったので楽しんで
登ることができました。雪は10~15cmほどでしたがツボ足で十分でした。



踏み跡のない道を歩くのも楽しいですね。

b891fa88.jpg





これから登る池の段。尾根を挟んで右が北側、左が南側。
北側にはまだ樹氷が残っているようです。

e2531828.jpg





池の段から見た立烏帽子

027e26ac.jpg





池の段の西側の尾根。雪の中に獣の足跡が・・・・おそらくテンかイタチ。

e2546bd1.jpg




立烏帽子から池の段へと下山します。

aca6127e.jpg




池の段から越原分岐に到着。ここを右に折れて公園センターへと向かいました。

f133be7c.jpg


ところで池の段にあった獣の足跡がこの分岐まで続いていたのに驚きました。
標高差約100m、距離800mをこの小さな獣が歩いていたのです。
もちろん、我々と一緒に歩いているわけではないのですが、そのコースを
見ると、やはり本能なのでしょうか正確に安全なコースをたどり、場合に
よってはショートカットをして、また我々の歩く道に合流するという
コースをとっていて驚きました。雪中でトレースのない道を歩いて
道迷いになりそうなとき、以外と動物の足跡をたどると目的の道に出会う
ことがありました。すべてがそうとは限りませんが何回かそういう手助けを
してもらったことがありました。動物の本能には何かあるのかも知れませんね。



公園センターに到着。スキーヤーの荷物を運ぶスノーモービルも手持ち無沙汰
早いとこ雪が降ってくれーと願っているようでした。

587d719f.jpg