平成25年8月3日(土) 4日目 常念岳~蝶ケ岳
 
 
 
常念岳から蝶ケ岳の距離の約半分ほど来たところで、樹林帯の登り返しが始まりました。
 
樹林帯の中、蒸し暑さを想像したのですが、やはり高地のためか快適な山行になりました。
 
ただし、いいことばかりではなく、樹木の根を捕まりながらよじ登るようなところもあり、
 
決して甘くはないという言葉どおり、難儀する場所もありました。
 
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しかし、苦しいところだけではなく、突然とあらわれたお花畑にはとても癒される思いでした。 
 
風も爽やかでこのように群生しているのには驚きでした。
 
北アルプスの花については、まとめて報告する予定にしています。
 
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前方の山が蝶槍です。 目的地はさらに先になります。
 
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蝶槍の全様
 
また、下って登らなくてはなりません(当たり前ですが)(笑)
 
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突然に蝶槍の山頂です。
 
標柱もなにもなく、ただケルンのみがありましたのでそこにタッチ!!
 
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はい、ここからまた下りはじめます。
 
 
 
 
 
 
 
前方の山頂には三角点がありましたが、 蝶ケ岳の山頂はもっと先の小屋近くにありました。
 
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なだらかな稜線を歩くと蝶ケ岳の山小屋が見えてきました。 そして前方の小高いところが
 
蝶ケ岳の山頂になっています。 
 
右側は「瞑想の丘」と言われてるところで廻りの山の名が表示されています。
 
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蝶ケ岳ヒュッテでテン場と夕食の申し込みを完了させて・・・・
 
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テン場でテント設営。 昨日のように斜めな場所は極力避けてフラットな場所をゲット。
 
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そして、夕食までの時間を利用して山頂まで行きました。
 
ただ、綺麗に整地された場所のためか、ハイキング的な感覚のようでしかないのですが
 
ここまで来た苦労を思い返すと、「やった!!」という達成感が湧いてきましたね♪
 
あとは、小屋で食事をしてテントで寝るだけの時間をどう過ごすか考えるだけでした(笑)
 
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平成25年8月4日(日) 5日目 蝶ケ岳~三股登山口
 
 
 
さあ、今日は下山日です。 短いような長いような山行でしたが、あっというまの山行が正直な
 
感想かもしれません。 雨による不可抗力かもしれませんが燕岳で1日足止めを食らったことも
 
結果いい天気に恵まれる予兆だと思うと何の不満もありませんでした。 むしろ体を休めることが
 
できて幸いだったと思っているぐらいです。
 
 
そんな下山日も、雨を降らさず、常念岳の雄姿が見えるほどの天気を与えてくれた神様に
 
感謝しなければという思いになりました。
 
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5時に朝食を小屋でとり、6時半ごろにテン場を出発、フラットな場所にテントが張れたことで
 
二人とも良く眠れていました。 最後にはいいことがあったようです。 疲労がたまっていたかも
 
しれませんね!!
 
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下山途中で見せた常念岳にお別れの挨拶をしました(笑)
 
右の肩が前常念で、そのルートで同じ三股登山口に降りるようですが、厳しい道のようです。
 
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三股登山口まで 約1km さてこの不可思議な木の正体は・・・?
 
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 ゴジラみたいな木・・・ だそうです(笑) ユーモアーのある木でしたよ!
 
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そして、この吊橋を越えると駐車場へと続きます。
 
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駐車場には一応、今朝方、タクシー会社に迎えに来て貰うよう連絡を入れておきましたので、
 
そのタクシーで穂高駅まで送ってもらいました。
 
 
 
今回、三年前のリベンジという意味合いで計画をしましたが、当初のリベンジよりもさらに
 
足を延ばして蝶ケ岳までというコースにむしろ新鮮さを覚え、まずは身軽に、気負わず、
 
そして、ゆっくりとをモットーに計画を実施したことが良かったのかなと思ったりもしてます。
 
 
 
まあ、我々とって年に一度の大事業をしたので当分はおとなしく静かに潜航しなくては
 
いけませんが、いつまたこの芽がでてくるのかわかりません。 よってその分、常に体を
 
鍛えておかなければという言い訳をもって、山に出かけることも今後しばしばあることに
 
自分たちだけが納得しているところです(笑)
 
 
 
ずいぶん長い報告になりましたが、その間、お付き合い頂きありがとうござました♪