晴れの天気を予想したのに・・・・
 
ミヤマキリシマは晴天が一番映える花、だからできるだけその日を目標に計画を練ったのですが
 
結果は・・・
 
梅雨時期の晴れを予想する計画のむずかしこと、二転三転してこの日だと組んだ日程が
 
見事に覆されるのも、また山の天気かも知れません。
 
 
そんなこんなでやっと実行できたのが6月7日の移動日からでした。
 
まずは前日に、長者原でテン泊、そして翌日に牧ノ戸から登るという計画に落ち着いたのです。
 
 
 
長者原のやまなみキャンプ場で前泊。
 
三俣山や硫黄山の見えるとても綺麗なキャンプ場でした。
 
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オートキャップ場やケビン、フリーサイトのあるキャンプ場でしたが、当日は我々のみで
 
オートキャンプのサイトを使用してもいいですということで、車の横にテントを張ることができました。
 
 
 
 
草地で寝心地のよいテン場、水道もすぐそば、トイレも水洗でシャワーあり。
 
コンセントも水道の下のボックスについているので携帯の充電もOK.
 
シャワーは使用せず近場の温泉を利用、飯田町のマーケットで食糧を仕入れてのキャンプでした。
 
なにかとっとてもイージーなキャンプに後ろめたさもチラ・・(笑)
 
でも、「まっ、いいっか」と妥協の早い二人、ここでゆっくり休むことができました。♪
 
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そして、翌日は5時30分起床、テントをたたみ、朝食を食べていざ長者原の駐車場へ。
 
テン場から車で5分も掛らないところなので、バスの時間まで余裕で到着。
 
駐車スペースは無論確保できたのですが、驚きです。 車がどんどんと来て、駐車場が満杯になるのも
 
時間の問題。 きょうは土曜日ということで本当にたくさんの登山者でいっぱいでした。
 
 
牧ノ戸へ行くバスは8時30分なので、ゆっくりと準備していざバス停まで・・・
 
ところが40~50分ほどの余裕でバス停まで歩いていくとそこに一台のバスが。 
 
まだ、出発時刻にならないので、近くにいた運転手に確認すると、牧ノ戸行とか。
 
「えっ、早い」と思ったのですが、どうも臨時便が出ていたようで8時半まで待たずとも
 
出発ができそうだったので「ラッキー」~と。
 
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そして、牧ノ戸に到着。 ここはこれで二回目の登山口。
 
駐車場は満杯、途中の路肩には沢山の車が駐車しているなか、我々のバスは走ってきたのですが
 
九重の山は本当に人気な山だとつくづく感じて外を眺めていました。
 
さあ、いよいよのっけからの急登歩き、「一歩、一歩ゆっくりと歩くぞ」とNancyと打ち合わせをして
 
出発です。 私のザックは12kgほど、Nancyは10kgほど。 我々にとっては久方の大荷物でした。
 
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二回目ということ、そして歩く要領も得てきた故かキツカッタですが、それなりに展望台に到着。
 
やはり、ここでも大勢の登山者が休憩していました。
 
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九重のミヤマキリシマは、すでに盛りは過ぎているのでしょうか。 でも山腹にはとこどころに
 
キリシマのピンクの花が咲いていました。 ただ小耳にはさんだ情報だと扇ケ鼻のミヤマキリシマは
 
虫に侵され今年はよくないとのこと。 
 
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沓掛山を過ぎたあたりの稜線を歩く登山者。 グループで歩かれる登山者も大勢いました。
 
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登山道わきに咲くミヤマキリシマの鮮やかなピンクが印象的でした。
 
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沓掛山方向を見るとまだまだ多くの登山者が登って来られます。
 
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山腹に咲くミヤマキリシマ。
 
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イワカガミも咲いています。
 
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ツクシドウダン
 
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星生山への分岐。
 
星生山はアルプス並みの岩稜地帯を歩くという怖さばかりの情報を信じるNancyの希望でスルー。
 
次の扇ケ鼻のミヤマキリシマは、虫に侵されているのでそこもスルー。
 
せっかくの九重をスルーするばかり。 スルーはサッカーのゴール前でテクニカルシュートを誘うための
 
スルーパスだけにしてほしいです(笑)
 
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扇ケ鼻稜線を歩く登山者がよく見えていました。
 
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いよいよ久住山が見えてきました。 もうすこしで久住分かれです。
 
星生山からの稜線を歩いて久住分かれに下る人々の姿も見えていました。
 
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途中の岩場の影で咲いていたフデリンドウ。
 
人に目立たないよう隠れているようでした。 可愛かったですよ♪
 
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このあと三座を登り坊ケツルへ向うきょうは、時々日も差したり涼しい風も吹いて本当に
 
いい山行日和でした。 明日はいよいよ平治岳と、我々の計画もここまではうまくいったと内心
 
喜んでいたのです・・・・・・ ここで容量が一杯です。 また続きます。