駐車場はスキー客で満杯。 いつもの南光河原には駐車できず仕方なく大山道路を
 
槙原方面に少し下ったところにある駐車場へ。
 
そこから歩いて博労座、南光河原へ再び徒歩でいく。 徒歩でスキー場へいくスノーボーダーや
 
スキーヤーも結構いた。
 
到着時間が10時まえなので仕方ないことかも知れない。 きょうは日曜日である。
 
先週は火曜日に登っているので曜日の間隔が鈍ってしまったようだ。
 
 
 
 前日の春一番で雪も融けたか、と思ったが雪質事態はまだ固めで、アイゼンも効くようだ。
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 1000m付近を超える樹氷群もまだ健在で、前回とおなじように綺麗な雪花を咲かせていた。
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 ただ気になったのが頻繁に飛び交うヘリコプター。 登ってる間中爆音を響かせ中宝珠・北壁周辺を
 飛び回っていた。 のちにわかったことだが遭難救助をしていたらしい。
 下山者との話でも、きょうは北壁へ取りついているパーティーがたくさんいるので何かあったかも知れないと
 話す。
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 きょうは初めから五合経由元谷へ下山を予定していたので、元谷下山途中で北壁をショットすると
 確かに多くの人が北壁へ取りつく姿が見えた。 霞んでるが右端が弥山の稜線。
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 アップしてみると三人の姿が・・
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 ユートピアの稜線にも人影が。 風も穏やかだったせいかきょうは大勢の登山者がいるようだ。
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 北壁を旋回するヘリ。 
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 本日づけの新聞に2件の遭難があり、1件は剣ヶ峰稜線から100mの滑落、よく100mの滑落で
 足の骨折で済んだと思われる事故。 さらには東壁側での道迷い事故があったようでこちらは大山では
 ことし初めての死亡事故だと思われる。 このヘリは剣ヶ峰からの滑落に対応していたヘリと思われる。
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 元谷への下山コース。 夏道は知っているが雪山では初めての道でトレースを頼りに歩く。
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 途中までは夏道コースの記憶に沿って歩けたが途中からはトレースも薄くなり、??と思いながらも
 下山すれば元谷へ行くことは間違いないことを確信しながら下山した。
 しかし、冬の道はどこでも行けることで予想外なところにでることもある。 
 元谷小屋を目標にしていたのだが、それよりももっと下の金門方向に降りていたことに後から気づき
 冬山のルートは、しっかりとした目標物を正確に知ることも必要だと反省した。
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 それでも何とか無事大神山神社に到着し、ほっとしたのである。
 途中の河原からの大山北壁。
 写真で見るには、とても美しい景観だが、その中に恐ろしい牙を隠しているのもまた自然である。
 2件の遭難があったとは思えない静寂を見せる大山だった。
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