今回、快晴の天気を期待して三瓶山の縦走をこころ見たのですが、(なにか天気については同じ
フレーズばかり) またもや天気予報に裏切られ曇り空の中を縦走してきたのです。
でも、縦走できただけでも良しと考えれば、満足できる山行になったと思います。
山の紅葉はそろそろ終盤になり、いまは下界のほうが盛りかもしれませんね。
そして、本日の縦走は以前とは違ったコースでチャレンジしてみました。
すこし見難いとおもいますが、黄色線が今回の縦走コースです。前回は東の原から
大平山~女三瓶~男三瓶とコースどりをしたのですが、今回は三瓶温泉(南側)から
孫三瓶~大平山~女三瓶~男三瓶へのコースをとり、さらに男三瓶~子三瓶
そして、子三瓶と孫三瓶の鞍部から三瓶温泉へと戻るコースをとりました。
地図の南端にこの施設があります。
この施設は国民宿舎でさんべ荘といいます。 帰りはこの温泉で汗を流します。
きょうは、日曜日のため大勢の利用客がいました。
左に沿って歩いて行くと、
信号機のあるT字路の交差点があり、その先に登山道へ続く道があります。
そして、登山道入り口に着くと、なにやら注意書きが・・・・・
「熊に注意!!」
さらに近づいてみると・・・・
昨年の12月の目撃談が書いてありましたが、生息地であることは間違いないようです。
毎年、この周辺は熊が目撃されています。
ただ、写真の熊はヒグマのようで、この周辺はツキノワグマしかいないと思っていますが・・・
まぁ、それでも注意することには越したことはないですが、ちなみに 中国山地には
それでも、まだ熊が生息していることは確実なため、人間が熊に所在を知らせてあげる
必要があります。 そこで、われわれの対策は・・・・・
われわれの三種の神器・・・・笛・斧・ハチノック です。(笑)
余談ですが、この中で一番使用回数が多いのは笛、次に斧、幸いにハチノックは未だ未使用です。
臆病なわれわれは、森や林の中でときどき笛を吹いています。 いきなりNancyに吹かれると
こっちがどっきとして、熊より驚くわたしです(笑)
登山口からわずかなところに、小屋があり休憩ができるようになっていました。
おそらく散策途中での休憩用だと思います。 避難小屋ではないですね。
この小屋の右を巻いて進みます。
じつはここですこし迷ったのですが、(道間違いの迷いではなく、思案の迷いです) 孫三瓶への
直登コースを選択して登ることにしたのです。 時間もわずか30分で着けるような表示があったので
それを信じて登りました。
でも、そんなに甘いものではなかったですね。 道は綺麗に整備されていましたが
急勾配の道が続きます。
気温は、寒いくらいでしたがこの急登では、薄着でも汗をかきました。
30分どころか、40分懸かってようやく山頂へ。
三瓶温泉からだと約1時間で903mの孫三瓶に到着です。
ここでは、単独の男性と一組のご夫婦とに出会いました。
男性は、早くから縦走されていたようで、孫三瓶が終盤であと大平山から下山といわれ、
ご夫婦の方は、われわれとは逆コースで回るようでした。 このご夫婦とは男三瓶の小屋で
再開することになるのです。
男三瓶山。 曇り空で雨が降らなければと思いつつ大平山へと向かいます。
大平山山頂が見えてきました。
大平山までの道は快適な道でした。
854mの大平山山頂。
女三瓶の中腹から、男三瓶・子三瓶を見渡します。
孫三瓶・子三瓶
今回は左の孫三瓶を直登して、この女三瓶に向い、最終は前方の孫三瓶・子三瓶の
鞍部から向こうに下山してもどります。
三瓶山の縦走はこの外輪山をめぐることが主で、火口原には室内池があります。
女三瓶からは、アプダウンを繰り返し縦走し、ときにはこのような急登もあって変化を楽しめる
コースになります。
急登を過ぎてしばらくすると、前方の小屋の前の道にでます。
このショットはすでに小屋で、昼食を済ませ男三瓶山頂からのショットですが、風も冷たく
山頂jには誰もいませんでした。
小屋では、孫三瓶でお会いしたご夫婦とちょうど一緒になり、いろいろと楽しい時間を過ごしました。
また、男性二名が昼食をされていて、女三瓶から男三瓶への縦走(東の原から北の原へ)を
されていて、車を北の原に回してあるといわれてました。
いろいろなバリエーションを組める山のため、とても人気がある山ですね。
ちなみにご夫婦は山口の徳山から来たといわれ、大田まで来るのと、九州・九重へ行くにも
あまり変わりはないとの話から、九重山系の話にもなって楽しかったですね。
男三瓶の頂上。 風も冷たく人っ子ひとりいない寒々とした山頂でした。
あぁ~ ひとりいました。 Nancyです。 さぶぅ~
右前方から、今度は男三瓶を激下りします。
男三瓶から見る子三瓶・孫三瓶です。
左方からから激下りに続きます。
激下りの写真は撮ってません。 降りるのに精一杯だったかもしれません。
シャッターを押した記憶がございません(笑)
そのため、いきなり男三瓶と子三瓶の鞍部のショットになりました。
これから前方の子三瓶へアタックします。(アタックというほど大げさではないのですが(笑))
子三瓶山頂への分岐。 前方が子三瓶の山頂標識です。
ただ、今回は時間の関係でこのまま、孫三瓶へと向かいました。
子三瓶からの下りで見える室内池。
右が孫三瓶で鞍部に分岐が見えます。 今回は分岐から右に降りて三瓶温泉へと下ります。
今朝は、孫三瓶の山頂から右の稜線を登ってきました。
帰りは、分岐から右の山すそに沿っての道で戻ります。
途中 稜線の道と下の登山道とが交差するところが、今朝、わたしが迷ったところです。
どちらにしても、先に上るか、鞍部にでて山頂をめざすかの違いだけだったのですが・・・
鞍部の分岐です。 迷わず写真でいうと左斜め下方向、三瓶温泉へと向かいます。
30分と書いてあります。 はやく温泉に入りたい♪
山すそをなだらかに歩いていきます。
迷った分岐に到着。 帰りは迷いません、まっすぐ三瓶温泉です。
でも、標識の時間が少し変。 さっきの分岐も30分? ここからも30分?
まぁ 歩いていけば着くでしょう(笑)
三瓶温泉へほんのわずかなところでの紅葉。
山頂ではあまり紅葉も見られなかったですが、降りるにつれ赤い色や黄色が
目だってきました。
下山してから日も差し始めてくるような、われわれにとっては「あまのじゃく」な天気でした。
さぁ~ 温泉・温泉に入って帰りましょ~~う!!!
今回の山行は休憩も含め6時間、前回は5時間30分ですから30分は余計に懸かってます。
でも、天候や体調によっても多少の差は出てきますので、たいした変わりはないと思います。
無事下山できたことに感謝でした。 おわり
このあたりの山は、稜線が草原のようになっているのでしょうか、景色を楽しみながらの山歩きが出来そうですね~♪
山のあとのお楽しみは、温泉ですよね。下山後、温泉に浸かると幸せな気分になります。
Uncle Ed
がしました