連休の土日を最大限に利用して、久住・坊ケつるテン泊、翌日大船山へ行くか
中岳へ行くかなどの思案をめぐらし、楽しみにしていたのに悪天候で中止。
 
それではせめて近場でトライ。 
 
 
まずは、あっちへ行くことに・・・・
雨が降らずに曇りどころを攻めようと岡山県立森林公園へ・・・・
 
自宅を出たときから小雨、現地も小雨? 「曇りじゃないの」と恨めしくつぶやいても雨。
そして、標高が上がるにつれガス・ガス・ガス・・・「曇りのはずなのに」と再度つぶやいてもガス・ガス・雨・雨。
 
 
 
黄金に輝く唐松林を期待したのに・・・・
 
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いろ鮮やかに、「マユミ」が出迎えてくれたのですが・・・ 周りの景色はガスの中。
 
はなし変わりますが「マユミ」は漢字で書くと「真弓」と書くそうですね。
女性の名前にもありますね。 かわいい名前^^^^^^(関係ない話ですが)
 
ところで、むかしこの木を使って、弓矢を作ったことから「真弓」というらしいですね。
はじめて知りました。 「檀」と書いて「まゆみ」とも読むそうですが、硬くてしなやかなところから
この木で弓矢を作ったそうです。 「紫檀・黒檀」と同じ「タン」言う字ですから硬いのでしょうね。
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そんなこんなで、雨も降り景色の見えない登山をしても仕方ないので管理センター内へ。
 
これで二回目でしたが、前回見たかどうか忘れるぐらいですから見てないのでしょうね
ミズバショウが綺麗に咲いていた時期でしたから、あまり気にかけていなかったかも知れません。
 
しかし、今回はこんなショットを・・・ あまり珍しくないかもしれませんが、森林公園に生息している
鳥や獣たちの剥製でした。
 
   きじ・やまどりのなんておいしそうな・・・・・いや、見事な尾羽でした。
   九段・十段の尾羽をもつやまどりは、そんなにいないですからね。
   一応どちらも狩猟鳥ですね。 もちろん森林公園は禁猟区でしょう。
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キツネとタヌキ   
  以前わが家の庭にも、タヌキの親子が寄り付いて手から餌を与えたこともありました。
  野生動物にそういうことをしてはいけないのですがね。 子ダヌキがちょっと可愛いかったもので^^
  この二匹も狩猟獣ですね。
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アナグマ・テン・イタチも狩猟獣です。
  アナグマ用に改良された猟犬がダックスフンドですね。
  日本ではアナグマを捕まえるときは煙でいぶすようです。 食べるとおいしい肉でした^^
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はなしが変な方向へ進んでしまって申し訳ございませんでした。
 
つまり、言いたい事はこの公園には、人間にとって身近な動物たちが数おおく生息している地域で
自然を大事にする啓発をしているのだと思ったことです。
 
熊や猪のような危険と思われている獣でも、人間が動物との住み分けをきちんと考えてやれば
決して危険ではないはずなのですが・・・・
 
 
 
 
 
さあ、そこで・そこでです。
今回はどうするか? このまま帰るか、それともほかの山へ向うか、結論は・・・・
 
 
こっちに行くことにしたのです・・・
大山に行くことにしたのでした^^・・・
はじめから大山にしておけばよかったなあ・・・と後悔。
 
   途中、鏡野町の渓谷が綺麗だったので、ワンショット。
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   ふもとでは綺麗な紅葉が盛りのようでした。
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大山の紅葉・・・・
 
さあ、中国縦貫・米子道を再利用して、一路大山へ。 な~んか勿体無い気がしてま~す。
 
時間がないので、時間稼ぎをしました。 しかし、すでに昼を回ってました。
下山駐車場で昼食をとり、いざ出発です。
写真はないですが、雨・風があっても駐車場はたくさんの車でした。
 
いきなり、大山二合目の紅葉・・・ とても綺麗でした。
時間もなかったので、登山口から1時間の山行で折り返すことを前提にのぼり始めました。
でも、綺麗な紅葉が見れて満足^^
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二合目・三合目あたりまでは、このような紅葉・黄葉が綺麗に色づいてました。
全体的には、上よりも下の方に紅葉が降りてきているようでした。
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ナナカマドの実が赤く染まって綺麗でした。
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結局、1時間でどこまで行けたのか、われわれの体力でちょうど4合目で1時間でした。
1合を約15分かけて登ったわけです。
そして、今回はそこから折り返しました。
 
 
のんびり折り返して、阿弥陀堂へ・・・
じつは、この阿弥陀堂へ来たのは初めてで
実際に見て、重厚な建築物に驚きでした。
 
この阿弥陀堂は藤原期に建立され、その後は山津波で倒壊、さらに室町期に現在の場所に再建されたと・・
この、阿弥陀堂の解説に書いてありました。
 
また、西暦1131年 大仏師 良円という人物によって造営された木造阿弥陀如来が納まっていて
国の重文になっているそうです。 
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さて、土曜日は悪天候のために、あっちに行こうか、こっちに行こうか、どっちに行こうかと
さんざんに迷う1日でした。
 
しかし、迷っても紅葉は見れたし、短時間でも山に登れたことに感謝しなければならないですね
 
雨が降っても風が吹いても行って見なければ分からない、つまり、ぐだぐだ考えるより
行動するほうが結果が出るということですかね^^/