前回の続きとしてきょうは鼻高山から矢尾峠へ、そして、天平古道縦走の
記録です。
今回の縦走にはひとつ目的があり、来年の初詣を出雲大社でしようと
いうことで下見の縦走でした。
例年ですと、近くの熊野大社で初詣をするのですが、正月の山歩きを
どこにするかと考えた時に、まだ縦走したことのない北山山系弥山までの
縦走を思いつき、それならば出雲大社で初詣と考えたわけです。
不純な動機といえば不純ですね(^^)/
もちろん熊野大社にも詣でるつもりですよ!!
それと今回は、はじめて天平古道も歩きましたのでその報告もします。
薄暗い道でしたが、落ち葉を踏みしめる快適な山歩きでした。
午前中に日が差してくれるか期待したのですが、残念です。
鼻高山から弥山方向です。
鼻高山を下山する途中の分岐で、左側が登ってきた道、右側が
矢尾峠に向かう道です。 急坂を下ります。
枝を伝って歩くところもあります。
道が乾いているので助かりました。
急坂を下りるとこのような従走路になります。
素敵な道ですよ(^^)/
鼻高山から約30分で分岐に着きます。
右に行くと鰐淵寺、まっすぐに進むと弥山に続く従走路です。
左方向が客垣谷(きゃくがきだに)に下山する道です。
きょうは客垣谷へ向かいます。
ここは秋になると紅葉が綺麗に見られるところです。
途中にある「ぼたもち岩」。
北山山系の登山道脇には月桂樹がたくさんあります。
鹿は、この葉が嫌いで食べないようですよ。
葉をとってにおいを嗅ぐと、いい香りがします。
下山途中で見える東京ドー・・・?、失礼、出雲ドームです。
ここではいろいろな催し物があります。
小川に架かる木橋を渡るります。
客垣谷へ向かう道と、天平古道の分岐です。
この蔦岩のところに分岐があります。
天平古道と言われるだけに藪こぎ?になるかと
思ったのですが・・・・
いやいやテープナビも付いて、ふかふかで快適な
道でした。 落ち葉の踏み音に癒されます。
写真ではわかりにくいのですが、ここはT字路なっていますので
看板どおりに左に折れて歩きます。
天平古道はほぼ東西に走っているのですが、全長が約5.5k
これは西から2.6kの位置という意味です。
途中堰堤にぶつかり右折していくと民家に続く道へ出ます。
町内の道を進むと、側溝を渡る橋の先に古道が続いていました。
終点が民家の玄関先になるのは少し驚きですが、古道ですから
仕方ないことですね。 天平のころに道のほうが先に出来ていたと
いうことですね。 歴史を感じる道でした。
民家の玄関先をでると、この車道にぶつかります。わたしたちは
この道の前方の坂を上ってここまで来ました。ぽつぽつと雨が
降り始めたのもこの頃でした。
約3時間ほどの縦走もここで終わりました。
この次は客垣谷から矢尾峠を経由して、弥山へ縦走し出雲大社の初詣を
計画することが楽しみですね。
天平古道も、とてもいい道であることも確認でき、また再チャレンジしても
いいかなと思っています。
おまけで~す。
北山山系にはときどき鹿の駆除のためハンターが入るようですが
今回も26日まで入ると注意書きがありました。そのため、今回
ハンターに注意を促すため、歩きながら笛を吹いたのですが、
ハンターのみならず熊やいのしし避け、また遭難信号のために
いつも笛を持っています。 危険回避のために必要ですね。
ご参考までに、わたしはTHE NORTH FACEの笛とVICTORINOXの
ナイフを首から下げています。また、Nancyも笛を下げています。
倉敷の低山歩きで、ハンターに出くわした事がありますが、ドキッとしました。 笛とか鈴とか、必要ですね。
Uncle Ed
がしました